バーボン・ストリート (テレビドラマ)
『バーボン・ストリート』(英: Bourbon Street Beat)は、ABCネットワークで1959年10月5日から1960年7月4日まで放送されたアメリカ合衆国の連続探偵テレビドラマ。出演はリチャード・ロング(レックス・ランドルフ)、アンドリュー・ダガン(キャル・カルホーン)、アーリーン・ハウエル(メロディー・リー・マーサー)、ヴァン・ウィリアムズ(ケニー・マディソン)[1]。
バーボン・ストリート Bourbon Street Beat | |
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出演時のヴァン・ウィリアムズ | |
ジャンル | 私立探偵もの |
出演者 |
リチャード・ロング アンドリュー・ダガン アーリーン・ハウエル ヴァン・ウィリアムズ |
テーマ曲作者 |
マック・デヴィッド ジェリー・リヴィングストン |
国・地域 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
シーズン数 | 1 |
話数 | 39 (各話リスト) |
製作 | |
製作総指揮 | ウィリアム・T・オア |
プロデューサー | チャールズ・ホフマン |
撮影地 | カリフォルニア州 |
編集 | ジェームズ・C・ムーア |
放送 | |
放送チャンネル | ABC |
放送国・地域 | アメリカ合衆国 |
放送期間 | 1959年10月5日–1960年7月4日 |
放送分 | 60分 |
番組年表 | |
次作 | 『サーフサイド6』 |
関連番組 | 『ハワイアン・アイ』 『サンセット77』 |
ランドルフとカルホーンの探偵事務所は、タイトルが示すフレンチ・クオーターのバーボン・ストリートにあるナイトクラブ、アブサン・ハウスを拠点としていた。事務所の電話番号は「EXpress 7123」。テーマ曲の「Bourbon Street Beat」はマック・デヴィッドとジェリー・リヴィングストンによる[2]。
概要
編集当時ABCで放送されたワーナー・ブラザースによるテレビドラマの1つであったが、『バーボン・ストリート』は他の番組ほど成功を収めることはできなかった。シリーズ終了後、リチャード・ロングが演じたレックス・ランドルフは『サンセット77』に移り、1960年から1961年にかけてロサンゼルスに拠点を置くベイリー&スペンサー探偵事務所に在籍した。ヴァン・ウィリアムズが演じたケニー・マディソンはスピンオフシリーズ『サーフサイド6』に移り、翌シーズンから『バーボン・ストリート』の時間枠で放送された。マイアミを舞台にした『サーフサイド6』は1962年半ばまで続いた。アンドリュー・ダガンが演じたキャル・カルホーンは後に『サンセット77』の1962年のエピソードに登場した。彼が探偵事務所を畳み、ニューオーリンズ警察に戻っていることが判明する。
キャスト
編集- リチャード・ロング: レックス・ランドルフ
- アンドリュー・ダガン: キャル・カルホーン
- アーリーン・ハウエル: メロディー・リー・マーサー
- ヴァン・ウィリアムズ: ケニー・マディソン
- エディ・コール: 男爵(12エピソード)
- トミー・ファレル: ジェイ・オハンロン (7エピソード)
- ニタ・タルボット: ラスティ・ウェザー (4エピソード)
アーリーン・ハウエルは元ミスUSAで1958年から西部劇ドラマ『マーベリック』に何度か出演、特に準レギュラーのキャラクター「シンディ・ルー・ブラウン」として出演していた。1966年の『マイペース二等兵』のエピソードで演じた、カーター軍曹と初対面デートをする「フローラ」役を最後に引退した。リチャード・ロングは、西部劇ドラマ『バークレー牧場』(1965年-1969年)や、ホームコメディ『ぼくらのナニー』(1970年–1971年)で主演を務めた。ヴァン・ウィリアムズは『グリーン・ホーネット』(1966年-1967年)でブルース・リーの相手役を演じた。 アンドリュー・ダガンは映画やテレビで多数の役を演じ続け、その中には短命に終わったテレビ版『わが家はいっぱい』(1962年)の(ケーリー・グラントが1952年の映画版で演じた)ジョージ・ローズ役や、西部劇ドラマ『対決ランサー牧場』(1968年-1970年)の家長役などの主演も含まれる。
出演したゲストスターの一部
編集- チャールズ・エイドマン
- ロスコー・エイツ
- トル・エイヴァリー
- レイモンド・ベイリー
- ドン・"レッド"・バリー
- ジャンヌ・ベイツ
- ウィット・ビセル
- レイン・ブラッドフォード
- ヘンリー・ブランドン
- ヴィクター・ブオノ
- ウォルター・バーク
- ジーン・バイロン
- ジェームズ・T・キャラハン
- リチャード・チェンバレン
- ジェームズ・コバーン
- ロバート・コルバート
- トリス・コフィン
- ゲイリー・コンウェイ
- ラス・コンウェイ
- キャスリーン・クローリー
- マイケル・ダンテ
- レイ・ダントン
- リチャード・ディーコン
- シリル・デレヴァンティ
- ブラッド・デクスター
- エレーン・デヴリー
- アン・ドラン
- ジェームズ・ドルーリー
- ビル・エルウィン
- ジェームズ・フラヴィン
- キャスリーン・フリーマン
- リサ・ゲイ
- ヴァージニア・グレッグ
- マイロン・ヒーリー
- ジョン・ホイト
- ブラッド・ジョンソン
- シャーリー・ナイト
- テッド・ナイト
- ガイル・コーブ
- サンディー・コーファックス
- ナンシー・カルプ
- スー・アン・ランドン
- スザンヌ・ロイド
- ジョン・マーリー
- ダイアン・マクベイン
- パトリック・マクヴィ
- タイラー・マクヴィ
- ジョアンナ・ムーア
- メアリー・タイラー・ムーア
- リタ・モレノ
- ジャネット・ノーラン
- ジェイ・ノヴェロ
- シンシア・ペパー
- ポール・ピサーニ
- マーラ・パワーズ
- ジャドソン・プラット
- デンヴァー・パイル
- レックス・リーズン
- ローズ・リーズン
- マドリン・ルー
- カルロス・ロメロ
- リチャード・ラスト
- カレン・スティール
- ランディ・スチュアート
- ヴォーン・テイラー
- メアリー・トリーン
- ルリーン・タトル
- アダム・ウェスト
- ピーター・ホイットニー
- ロバート・J・ウィルク
- マリー・ウィンザー
- ドナルド・ウッズ
- カールトン・G・ヤング
- トニー・ヤング
脚注
編集- ^ Hyatt, Wesley (2015) (英語). Short-Lived Television Series, 1948-1978: Thirty Years of More Than 1,000 Flops. McFarland. pp. 101–102. ISBN 978-1-4766-0515-9 2023年8月21日閲覧。
- ^ Terrace, Vincent (2015) (英語). The Television Crime Fighters Factbook: Over 9,800 Details from 301 Programs, 1937-2003. McFarland. pp. 11–12. ISBN 978-1-4766-1143-3 2023年8月21日閲覧。
外部リンク
編集- Bourbon Street Beat at the Wayback Machine (archived 2016-03-03) - Thrilling Detectives website
- Bourbon Street Beat - IMDb