バナ・アルアベド
バナ・アルアベド(Bana al-Abed 、アラビア語: البنا العبد、2009年 - )は、シリア人の女性である。シリアの都市アレッポに住んでいた幼少期に、英語が話せる母親の手を借りて街の様子を文書化し、Twitterで紹介していたとされる[1][2] 。そのつぶやきのほとんどは空爆・破壊・恐怖・飢餓・移住、彼女とその家族の死の見通し、平和な幼少期を過ごす為の彼女の憧れ、東部アレッポのアル・バブ地区について、そして平和のための一般的な呼びかけなどの問題を伝えていた[3]。
Bana al-Abed バナ・アルアベド | |
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生誕 | 2009年(14 - 15歳) |
住居 | シリア・アレッポ(2016年12月19日まで) |
国籍 | シリア |
2016年12月19日頃、家族とともにシリアを脱出してトルコに移り住んだ。22日にはトルコの大統領レジェップ・タイイップ・エルドアンと面会している[4]。
関連項目
編集- オムラン・ダクニシュ - 5歳の頃、アレッポで空爆を受けたとされる男性
- 反体制派 (シリア 2011-)
脚注
編集- ^ Mezzofiore, Gianluca. “The trolls who believe Bana, 7-year-old Syrian girl, isn't real” 15 December 2016閲覧。
- ^ “Aleppo girl's Twitter appeals for peace capture world's attention”. 2017年2月24日閲覧。
- ^ “7-year-old Bana Alabed tweets her life in besieged Aleppo, the horror of Syria airstrikes”. Daily Sabah. 2017年2月24日閲覧。
- ^ “アレッポの惨状伝えた7歳少女、トルコに脱出 大統領と面会”. 2017年9月2日閲覧。
外部リンク
編集- バナ・アルアベド (@AlabedBana) - X(旧Twitter)