バトルクリーク (ミシガン州)

バトルクリーク英語:Battle Creek)はアメリカ合衆国ミシガン州南部に位置する都市。カラマズー川とバトルクリーク川の合流地点に形成されている。人口は52,347人(2010年国勢調査[1]カルフーン郡1郡のみから成るバトルクリーク都市圏は136,146人(2010年国勢調査)の人口を抱えている[1]。ミシガン州ではデトロイトグランドラピッズに次いで3番目の市域面積をもつ。1981年、1985年、1995年に熱気球世界選手権を開催した。また、ケロッグ社の創業地であり、現在も本社があるため企業城下町となっているため、「シリアル・シティ」(The Cereal City)とも呼ばれている。

バトルクリーク
City of Battle Creek
バトルクリークタワー
バトルクリークタワー
愛称 : The Cereal City
位置
ミシガン州におけるカルフーン郡(右図)とバトルクリーク市の位置の位置図
ミシガン州におけるカルフーン郡(右図)とバトルクリーク市の位置
座標 : 北緯42度18分44秒 西経85度43分15秒 / 北緯42.31222度 西経85.72083度 / 42.31222; -85.72083
歴史
市制 1859年
行政
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
  ミシガン州
  カルフーン郡
 市 バトルクリーク
市長 Susan Baldwin
地理
面積  
  市域 113.1 km2 (43.7 mi2)
    陸上   110.9 km2 (42.8 mi2)
    水面   2.0 km2 (0.8 mi2)
標高 256 m (840 ft)
人口
人口 (2010年現在)
  市域 52,347人
    人口密度   472.0人/km2(1,223.1人/mi2
その他
等時帯 東部標準時 (UTC-5)
夏時間 東部夏時間 (UTC-4)
公式ウェブサイト : City of Battle Creek
ケロッグの本社

市名の由来

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「バトルクリーク」という市名は市内を流れているバトルクリーク川から名付けられたが、この地名はジョン・マレット大佐によって率いられた政府の測量隊と、2人のインディアンとの小競り合いに由来する。マレットと彼のグループが1823年-1824年の冬に現在の市から数マイル離れた土地を調査していた間、キャンプに残ったパーティーの2人のメンバーが2人のインディアンに攻撃されたが、 1人に重傷を負わせてインディアンを鎮圧した。この事件のため、近くを流れていた川は「バトルクリーク」(Battle Creek)と名付けられた。 [2][3]

地理

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バトルクリークはデトロイトシカゴのほぼ中間に位置している。 アメリカ合衆国国勢調査局によると、この都市は総面積113.1 km2 (43.7mi2) である。このうち110.9 km2 (42.8 mi2) が陸地で2.2 km2(0.8 mi2) が水地域である。総面積の1.92%が水地域となっている。

文化

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メディア

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ローカル紙はガネット社(Gannett Company)の発行するBattle Creek Enquirerである。
ラジオはWBCK(930 AM)、WBCK-FM(95.3 FM)、WBXX(104.9 FM)、WBFN(1400 AM)、WNWN-FM(98.5 FM)、WFPM-LP(99.5 FM)、WKFR(103.3 FM)
テレビはWOTV(Channel 41)、WZPX(Channel 43)が受信できる。
また、グランドラピッズカラマズーランシング等の近くの都市からラジオとテレビ放送を受信することもできる。

スポーツ

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バトルクリークに拠点を置くチーム

  • バスケットボール:バトルクリーク・ナイツ (インターナショナル・バスケットボール・リーグ
  • 野球:バトルクリーク・ボンバーズ (ノースウッズ・リーグ)
  • アイスホッケー:バトルクリーク・レボリューション (オールアメリカンホッケーリーグ)

教育

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1956年にケロッグ社がスポンサーとなって設立した『ケロッグ・コミュニティ・カレッジ』の他、Robert B. Miller大学、西ミシガン大学、スプリングアーバー大学がキャンパスを置いている。

人口推移

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以下にバトルクリーク市における1890年から2010年までの人口推移をグラフおよび表で示す[1][4]

統計年 人口
1890年 13,197人
1900年 18,563人
1910年 25,267人
1920年 36,164人
1930年 45,573人
1940年 43,453人
1950年 48,666人
1960年 44,169人
1970年 38,931人
1980年 35,724人
1990年 53,540人
2000年 53,364人
2010年 52,347人

名所

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  • バトルクリーク・アートセンター
  • バトルクリークサナトリウム(Battle Creek Sanitarium)
  • フォートカスター保養地
  • バインダーパーク動物園(Binder Park Zoo)

バトルクリークにある主な企業

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出身者

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交通

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バトルクリークの玄関口となる空港はカラマズー・バトルクリーク国際空港英語版(IATA: AZO)である。同空港にはノースウエスト航空デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港からの便を発着させているほか、アメリカン航空デルタ航空、およびユナイテッド航空が各社ハブ空港からの提携航空会社運航による便を発着させている。

市内にはアムトラックの駅もあり、ミシガン線(Michigan Services)のシカゴポートヒューロンを結ぶブルーウォーター号(Blue Water)、シカゴポンティアックを結ぶウルヴァリン号(Wolverine)が停車する。これらはシカゴ~バトルクリーク間まで同じ路線で、そこからブルーウォーター号は北東へ、ウルヴァリン号は東進し、デトロイトからは北西に進みポンティアックへ向かう。

デトロイトシカゴを結ぶI-94が市内を通っている。 また、バトルクリークトランジットは定期路線バス等の公共交通機関を地域住民に提供している。

姉妹都市

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両都市のロータリークラブの交流や[7]、前述のケロッグの工場が高崎にあることなど[6]から交流が活発化。

脚注

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  1. ^ a b c American FactFinder. U.S. Census Bureau. 2011年2月4日.
  2. ^ Peirce, Henry B. (2005) [1877]. “The City of Battle Creek”. History of Calhoun county, Michigan. Ann Arbor, Mich.: University of Michigan Library. pp. 79. http://quod.lib.umich.edu/cgi/t/text/pageviewer-idx?c=micounty;cc=micounty;idno=bad0868.0001.001;size=l;frm=frameset;seq=119 
  3. ^ History of Battle Creek Township and City Calhoun County MIGenWen (Michigan Genealogy on the Web),
  4. ^ Historical Census Data. U.S. Census Bureau. 2010年2月11日閲覧.
  5. ^ Sister City Student Exchanges”. Battle Creek,. 2016年9月14日閲覧。
  6. ^ a b 姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2012年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月14日閲覧。
  7. ^ a b バトルクリーク市”. 高崎市. 2016年9月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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