バッドナイス常田
バッドナイス常田(バッドナイスつねだ、1988年4月5日 -)は、ワタナベエンターテインメントに所属する日本のお笑いタレント。本名は常田 功(つねだ いさお[1])、通称「バッツネ」[2]。
バッドナイス常田 | |
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2016年 | |
本名 | 常田 功(つねだ いさお) |
ニックネーム | バッツネ |
生年月日 | 1988年4月5日(36歳) |
出身地 | 日本・富山県 |
血液型 | B型[1] |
身長 | 178cm |
言語 | 日本語 |
師匠 | あばれる君 |
出身 |
NSC東京校13期 ワタナベコメディスクール10期 |
コンビ名 |
ムービングボール スナッチ バッドナイス (2013年 - 2019年1月) |
相方 | 内田英輔(コンビ時代) |
芸風 |
1人コント コント、漫才(コンビ時代) |
事務所 | ワタナベエンターテインメント |
活動時期 | 2009年 - |
同期 |
NSC 山崎ケイ(相席スタート) たつろう ボーイフレンドなど ワタナベコメディスクール マービンJr. ビジーストリート グリーンマンションなど |
公式サイト | 公式プロフィール |
富山県出身。
略歴
編集富山県の滑川高校を卒業後、芸の道に進むと決意して上京[3]。2007年、最初はNSC(吉本総合芸能学院)東京校に13期生として入学[4]。しかしNSC時代は授業に5回も遅刻したのが元で、その年の夏には卒業資格を失う[4]。その後もNSCには通い、月1~2回ほどインディーズのライブに出演した後[4]、2009年4月に改めてワタナベコメディスクール10期生として入学(2010年3月卒業)。2009年4月にコンビ『ムービングボール』を結成するが、約6か月で解散。2009年9月にはワタナベコメディスクールの同期生とコンビ『スナッチ』を結成、スナッチ時代にはキングオブコント2010にて3回戦進出の経験がある[5]。スナッチも約1年で解散。その後はピンで活動していたが、2013年にワタナベコメディスクールの同期生であかいらかを解散した内田英輔とコンビ『つねうち』を結成。つねうちは2015年9月に『バッドナイス』に改名。バッドナイスは東京・表参道GROUNDで開催の若手ネタバトルライブ『NEWCOMER!』の2016年2月9日の回で初優勝[6]。コンビ『バッドナイス』とピンでの活動を共に行っていた。
2019年1月27日、相方の内田が引退することによりバッドナイスを脱退。以後、常田は再びピン芸人としての活動となる[7](バッドナイスの解散に伴い、コンビ名を引き継いで現芸名になったわけではなく、コンビ時代から正式芸名として活動していた)。
芸風
編集ピンでのネタは『太陽の恵みで育てたコント』、『○○(主に、職業が入る)から教えてもらった話』などと最初に紹介してから行うことが多い。コントの形式は複数の登場人物を1人で演じるというものでその全てのキャラクターが気だるそうな独特の間合いで喋る[9]。また、殆どのコントでオヤジと呼ばれるキャラクターが存在する。関根勤、関根麻里[10]、斎藤工、ゲスの極み乙女。のメンバーなどはお気に入りの芸人として常田を挙げており、関根麻里は「世界観が独特でじわじわと味になり、展開も予測不能」[2]、斎藤は「世界観がすごいのに、それが人に伝わらない」[11]、ゲスの極み乙女。は「間が独特で、台詞回しが全部同じ」[12]とそれぞれ評価している。このつながりから、ゲスの極み乙女。のアルバム『両成敗』の特典映像にも常田が出演している[13]。
人物
編集趣味は映画鑑賞(特に細田守作品、新海誠作品、M・ナイト・シャマラン作品、ピクサー作品、サスペンス映画)[14]。『ピンポン』を観て以来窪塚洋介に憧れ、ネタでのゆっくりとしたような口調も窪塚に影響を受けてのものという[9]。漫画(特に『ONE PIECE』、『キングダム』、『HUNTER×HUNTER』、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『STEINS;GATE』)、ゲーム(特に『実況パワフルプロ野球』)、ラップの作詞作曲[15]。
特技はソフトテニス(中学生時代3年間やっており、地区大会で3回戦に進出した経験あり)、野球、卓球、スキー(小学生時代から高校生時代までやっていた)[16]。三国志の知識が豊富なこと、KAT-TUNの歌真似[15]。
高校時代には、9人組で『鬼流』という暴走族を結成していたが本人曰く「モテたいから」という理由で始めたものであり、本格的な暴走行為はせず民家などのないダムの周辺を走っていたとのこと。ある日に「街中での本格的な暴走行為を行っている他のグループが鬼流の噂を聞きつけ乗り込んでくるらしい」という話を聞き、その日のうちに鬼流は解散した[8]。
高校の同級生に千葉ロッテマリーンズの石川歩がいる[17]。
日本商工会議所主催珠算能力検定3級の資格有り[18]。
ワタナベコメディスクールの半期先輩のあばれる君を“師匠”としている[19]。あばれる君のことは「ばれるさん」と呼んでいる[9]。
出演
編集※コンビ「バッドナイス」での出演については、バッドナイス#出演の節を参照。
テレビ
編集- カスペ!「マジか!?超金持ちお坊ちゃんお嬢さんvs超貧乏芸人」(フジテレビ)- 2013年3月5日
- 東京★漫才コレクション(テレビ東京)- 2013年7月7日
- PON!(日本テレビ)- 2014年6月9日、2015年5月19日
- パチFUN!(テレビ埼玉他)
- ポケモンゲット☆TV(テレビ東京)- 2014年12月7日
- 人生が変わる1分間の深イイ話(日本テレビ)- 2015年3月23日
- 行列のできる法律相談所(日本テレビ)- 2015年4月19日
- 真実解明バラエティー!トリックハンター(日本テレビ)- 2015年10月14日、2015年11月25日
- コレ考えた人、天才じゃね!? 〜今すぐ役立つ生活の知恵、集めました〜(テレビ東京)- 2015年11月25日
- 関ジャム 完全燃SHOW(テレビ朝日)- 2016年1月10日
- メレンゲの気持ち(日本テレビ)- 2016年1月16日
- ナカイの窓(日本テレビ)- 2016年1月27日
- シューイチ(日本テレビ)- 2016年8月21日「ブレイクちょい前芸人」コーナー
- さんまのお笑い向上委員会(フジテレビ)- 2016年8月27日~ 以降ほぼ毎週出演
- お願い!ランキング(テレビ朝日)- 2016年11月1日・11月2日・11月4日・11月8日・11月10日・11月16日・11月22日(以上「お願い!マンピンコン」出演)、2016年12月23日(「第3回フリースタイルギャグファイトNo.1決定戦」)
- 内村てらす(日本テレビ)- 2016年11月3日・11月10日
- 『ぷっ』すま(テレビ朝日)- 2016年11月19日
- ゴールドラッシュ イロモネアへの道(TBS)- 2016年12月26日深夜
- めちゃ²イケてるッ!(フジテレビ)-2017年2月18日
- 陸海空 こんな時間に地球征服するなんて(テレビ朝日)-2017年4月11日〜
- 水曜日のダウンタウン(TBS)-2018年6月13日
- オールスター後夜祭(2019年4月7日[20]、TBS)
- 歴史秘話ヒストリア(網走監獄 最果ての苦闘、NHK)[21]-2019年11月13日[22]
- ダブルベッド Episode2(TBS) - 2019年12月5日~2020年1月16日
- なりゆき街道旅(フジテレビ) - 不定期出演
ドラマ
編集- 警視庁アウトサイダー 第2話(2023年1月12日、テレビ朝日) - 大越 役
映画
編集- 短編映画『バランサー』(斎藤工 企画・製作作品)[23]
ラジオ
編集- TAKUMIZM(bayfm)- 2014年3月1日、2016年1月16日
- KUSUKUSU(bayfm)- 2014年
- 三四郎のオールナイトニッポンシリーズ(ニッポン放送)- 不定期出演
ウェブ放送
編集- 発掘! ブレイクネタ 芸人!芸人!!芸人!!!(BeeTV)
映像作品
編集脚注
編集- ^ a b 芸人名鑑「バッドナイス常田」(2016年2月25日閲覧)
- ^ a b “「未来のスターの宝庫」関根勤&麻里親子のネタ番組誕生”. お笑いナタリー (2014年6月1日). 2016年2月25日閲覧。
- ^ “月収8万の若手芸人・バッドナイス常田さんが住む風呂なし激安物件を直撃!”. 不動産投資新聞 (2015年6月16日). 2016年2月25日閲覧。
- ^ a b c “【ビッくらぼんの365日・芸人日記(200)】あばれる君のまな弟子、バットナイス常田(2/3)”. サンケイスポーツ (2016年11月25日). 2016年11月25日閲覧。
- ^ “2010年8月13日 (金) 日経ホール(東京)”. キングオブコント 2010 公式サイト. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “バッドナイスが改名してから初優勝!若手ネタバトルライブ「NEWCOMER!」2月の投票結果発表!”. OWARAI FAVCLIP (2016年2月19日). 2016年2月25日閲覧。
- ^ “バッドナイス内田が芸人引退、最後のツッコミは「いやタイミング!」”. お笑いナタリー (2019年1月28日). 2019年1月29日閲覧。
- ^ a b “内村てらす 人気芸人イチオシの若手芸人 2016年11月11日(金)”. gooテレビ (2016年11月11日). 2016年11月23日閲覧。
- ^ a b c “【ビッくらぼんの365日・芸人日記(200)】あばれる君のまな弟子、バットナイス常田(1/3)”. サンケイスポーツ (2016年11月25日). 2016年11月25日閲覧。
- ^ “関根勤&麻里、芸人発掘番組で共演! ガキ使・菅賢治P「ネタ見せ番組減った」”. マイナビニュース (2014年6月1日). 2016年2月25日閲覧。
- ^ “ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 2016年1月17日放送回”. gooテレビ (2016年1月17日). 2016年2月25日閲覧。
- ^ “関ジャム 完全燃SHOW 2016年1月10日放送回”. gooテレビ (2016年1月10日). 2016年2月25日閲覧。
- ^ “【ビッくらぼんの365日・芸人日記(200)】あばれる君のまな弟子、バットナイス常田(3/3)”. サンケイスポーツ (2016年11月25日). 2016年11月25日閲覧。
- ^ “趣味一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2016年2月25日閲覧。
- ^ a b #外部リンク掲載の公式プロフィール(2016年2月25日閲覧)を参照
- ^ “スポーツ経験一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “バッドナイス 常田 (@tuneda_001) Twitter”. 2016年1月8日閲覧。
- ^ “資格一覧”. ワタナベエンターテインメント (2014年6月1日). 2016年2月25日閲覧。
- ^ “お願い!ランキング 2016年11月1日放送回”. gooテレビ (2016年11月1日). 2016年11月8日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “有吉MC「オールスター後夜祭'19春」あかつ、コウメ、ジョイマン、ザコシ集結”. お笑いナタリー. 2019年4月10日閲覧。
- ^ 白鳥由栄役(再現VTR)
- ^ NHK番組表
- ^ “短編コンペティション したまちコメディ大賞2014「招待作品『バランサー』」”. 第7回 したまちコメディ映画祭in台東. 2016年2月25日閲覧。
外部リンク
編集- 公式プロフィール
- バッドナイス常田 (@tuneda_001) - X(旧Twitter)
- バッドナイス常田(@badnice.tuneda) - Instagram
- バッドナイス常田のUPUPUP