バタフライ・エフェクト (映画)
『バタフライ・エフェクト』(The Butterfly Effect)は、2004年に公開されたアメリカ映画。日本では2005年5月に公開された。カオス理論の一つ、バタフライ効果をテーマに製作された。斬新で衝撃的なアイディア、練り込まれた脚本が受け、本国アメリカで初登場1位を記録した。
バタフライ・エフェクト | |
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The Butterfly Effect | |
監督 |
エリック・ブレス J・マッキー・グラバー |
脚本 |
エリック・ブレス J・マッキー・グラバー |
製作 |
クリス・ベンダー A・J・ディックス アンソニー・ルーレン J・C・スピンク |
製作総指揮 |
ケイル・ボイター リチャード・ブレナー トビー・エメリッヒ ジェイソン・ゴールドバーグ デヴィッド・クリンツマン アシュトン・カッチャー ウィリアム・シヴリー |
出演者 |
アシュトン・カッチャー エイミー・スマート |
音楽 | マイケル・サビー |
主題歌 | オアシス "Stop Crying Your Heart Out" |
撮影 | マシュー・F・レオネッティ |
編集 | ピーター・アマンドソン |
配給 |
ニュー・ライン・シネマ アートポート |
公開 |
2004年1月23日 2005年5月14日 |
上映時間 | 114分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $13,000,000[1] |
興行収入 |
$57,940,000[1] $96,060,858[1] |
次作 | バタフライ・エフェクト2 |
2006年には『バタフライ・エフェクト2』、2009年には『バタフライ・エフェクト3/最後の選択』が公開された。
あらすじ
編集時折、短時間の記憶を喪失することがあった少年エヴァンは、心理療法士の勧めで治療の一環として日記を書き始める。大学生になり、記憶喪失の症状が丸7年起こらなかったことに喜び、日記を読み返すと、その日記に書かれている過去の時点に戻れる能力がある事に気づく。自分のせいで幼馴染のケイリーの人生を狂わせてしまった事を知ったエヴァンは、過去に戻り運命を変える事を決意する。しかし、過去に戻り、選択肢を変えることによって変化した現在では、必ずエヴァン本人もしくは彼が救おうとした誰かが不幸になっていた。何度過去をやり直してもケイリーを幸せに出来ないと知ったエヴァンは、ある決断をする。
キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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エヴァン | アシュトン・カッチャー、 John Patrick Amedori(13歳)、 ローガン・ラーマン(7歳) |
渋谷茂 |
ケイリー | エイミー・スマート、 Irene Gorovaia(13歳)、 Sarah Widdows(7歳) |
大坂史子 |
トミー | ウィリアム・リー・スコット、 Jesse James(13歳)、 キャメロン・ブライト(7歳) |
勝杏里 |
レニー | エルデン・ヘンソン、 Kevin G. Schmidt(13歳)、 Jake Kaese(7歳) |
鶴岡聡 |
アンドレア(エヴァンの母親) | メローラ・ウォルターズ | 玉川砂記子 |
ジョージ(ケイリー、トミーの父親) | エリック・ストルツ | 成田剣 |
別エンディングについて
編集公開版とは異なるエンディングが3通り存在する。レンタルDVDにはラストカットのみ異なる2つのバージョン、セルDVDには全く別のエンディングで終わるディレクターズカット版が封入されている。
スタッフ
編集- 監督・脚本:エリック・ブレス/J・マッキー・グラバー
- 製作:クリス・ベンダー 他
- 製作総指揮:トビー・エメリッヒ/リチャード・ブレナー/アシュトン・カッチャー 他
- 撮影:マシュー・F・レオネッティ
- 音楽 = マイケル・サビー
- 編集:ピーター・アマンドソン
- 主題歌:オアシス "Stop Crying Your Heart Out"
- 日本語版演出:鍛治谷功