ハンマメット
ハンマメット(アラビア語: الحمامات, Ḥammāmāt, アラビア語発音: [ħɑmæmɛːt]; フランス語: Hammamet)は、チュニジア北部の都市。首都チュニスから南東に60km、ボン岬半島の南西部にあり、地中海・ハンマメット湾北岸に位置している。ナブール県に属する。
ハンマメット الحمامات Hammamet | |
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ハンマメットのメディナ | |
位置 | |
座標 : 北緯36度24分0秒 東経10度37分0秒 / 北緯36.40000度 東経10.61667度 | |
行政 | |
国 | チュニジア |
県 | ナブール県 |
市 | ハンマメット |
市長 | Achour Bichiou |
地理 | |
面積 | |
市域 | 36 km2 |
人口 | |
人口 | (2014年現在) |
市域 | 97,579人 |
公式ウェブサイト : http://www.commune-hammamet.gov.tn |
概要
編集チュニジアを代表するリゾート地で、街から5kmほど離れたヤスミン・ハンマメットと呼ばれるエリアには高級ホテルが立ち並び、夏になると主にヨーロッパから多くの観光客が押し寄せる。ハンマメットの名産はジャスミンである。
2世紀ごろにはハンマメットの前身であるローマ帝国の植民都市が作られ、ププットと呼ばれていた。その後、イスラムの支配下に入り、スペインに一時占領されたのちオスマン帝国領となり、チュニジアがフランス領となるとフランスの支配下に入り、1920年代からはリゾートとして開発が進んだ。