ハンス・リューデマン (駆逐艦)
ドイツ海軍の駆逐艦
Z18 ハンス・リューデマン (Z18 Hans Lüdemann) はドイツ海軍の駆逐艦。1936型[1]。
(Z18 ハンス・リューデマン) (Z18 Hans Lüdemann) | |
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基本情報 | |
運用者 | ドイツ国防軍海軍 |
艦種 | 駆逐艦 |
級名 | 1936型駆逐艦(Z17型駆逐艦) |
艦歴 | |
発注 | 1936年1月6日 |
起工 | 1936年9月9日 |
進水 | 1937年12月1日 |
就役 | 1938年10月8日 |
最期 | 1940年4月13日自沈 |
要目 | |
基準排水量 | 2,411トン |
満載排水量 | 3,415トン |
全長 | 123.4m |
幅 | 11.8m |
吃水 | 4.5m |
機関 | 蒸気タービン6缶2基 2軸推進 |
出力 | 70000hp |
最大速力 | 36ノット |
航続距離 | 2050海里(19ノット) |
乗員 | 323名 |
兵装 |
45口径127mm単装砲5門 3.7 cm SK C/302基4門 65口径20mm機関砲6門 4連装533mm魚雷発射管2基8門 機雷60個 爆雷投射機4基 |
艦歴
編集1936年9月9日起工。1937年12月1日進水。1938年10月8日就役。
第二次世界大戦開戦後、イギリス沿岸への機雷敷設などに従事した。
1940年4月、ノルウェー侵攻作戦に参加、ナルヴィクの攻略に向かう。その途中の4月8日、イギリス海軍の駆逐艦「グローウォーム」と遭遇し攻撃を受けた。[2]
4月10日、イギリスの駆逐艦がナルヴィク港に奇襲攻撃をかけ、第1次ナルヴィク海戦が発生した。この時、「ハンス・リューデマン」はナルヴィク港内でタンカーから給油を受けていた。駆逐艦「ヴィルヘルム・ハイドカンプ」と「アントン・シュミット」に魚雷が命中して沈没、「ハンス・リューデマン」も駆逐艦「ハヴォック」から命中弾を受けて砲塔一つが破壊された。
4月13日、イギリス軍による攻撃が再び行われ、再び戦闘が行われた。この第2次ナルヴィク海戦で残るドイツ軍の駆逐艦8隻すべてが失われた。「ハンス・リューデマン」は最後はロンバクスフィヨルドで陸に乗り上げて放棄され、イギリスの駆逐艦「ヒーロー」の魚雷で破壊された[3]。