ハリソン・イングラム
ハリソン・クレイボーン・イングラム(Harrison Claiborne Ingram, 2002年11月27日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のバスケットボール選手。ポジションはスモールフォワードまたはパワーフォワード。NBAのサンアントニオ・スパーズに2ウェイ契約で所属している。
ノースカロライナ大学でのイングラム (2024年) | |||||||||||||||
サンアントニオ・スパーズ No.55 | |||||||||||||||
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ポジション | SF / PF | ||||||||||||||
基本情報 | |||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||
生年月日 | 2002年11月27日(22歳) | ||||||||||||||
出身地 | テキサス州ダラス | ||||||||||||||
身長 | 198cm (6 ft 6 in) | ||||||||||||||
体重 | 107kg (236 lb) | ||||||||||||||
キャリア情報 | |||||||||||||||
高校 | セントマークス・スクール | ||||||||||||||
大学 |
スタンフォード大学 ノースカロライナ大学 | ||||||||||||||
NBAドラフト | 2024年 / 2巡目 / 全体48位[1] | ||||||||||||||
サンアントニオ・スパーズから指名 | |||||||||||||||
経歴 | |||||||||||||||
2024- | サンアントニオ・スパーズ →オースティン・スパーズ | ||||||||||||||
受賞歴 | |||||||||||||||
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Stats Basketball-Reference.com | |||||||||||||||
代表歴 | |||||||||||||||
キャップ | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||
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経歴
編集ハイスクール
編集高校4年目のシーズンはチームに新型コロナウイルス感染者が相次いだ影響でわずか7試合しか行われなかったが、平均22得点・13リバウンド・8.4アシストを記録。マクドナルド・オール・アメリカンに選出された[1]。
リクルート
編集高校2年目のシーズン時点でベイラー大学、カンザス大学からオファーを受けていた。世代最高の選手の一人として主要サイトから5つ星評価を受け、スタンフォード大学へコミットした。他にはパデュー大学、ノースカロライナ大学、ミシガン大学、ハーバード大学からオファーを受けていた。
氏名 | 出身 | 高校 / 大学 | 身長 | 体重 | コミット日 | |
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ハリソン・イングラム SF |
ダラス | セントマークス・スクール | 6 ft 7 in (2.01 m) | 210 lb (95 kg) | 2020年9月18日 | |
リクルート スターレーティング: Scout: N/A Rivals: 247Sports: ESPN: ESPNグレード: 90 | ||||||
全リクルート順位: Rivals: 15 247Sports: 18 ESPN: 22 | ||||||
出典:
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カレッジ
編集スタンフォード
編集1年目の2021-22シーズンは32試合に出場して平均10.5得点・6.7リバウンド・3.0アシストを記録し、パシフィック12カンファレンスの新人王を受賞した。シーズン終了後に2022年のNBAドラフトへアーリーエントリーしたが、後に撤回して残留した。
2022-23シーズンは33試合に出場して平均10.5得点・5.8リバウンド・3.7アシストを記録した。
ノースカロライナ
編集2023-24シーズンよりノースカロライナ大学へ転校した[2]。このシーズンは37試合に出場して平均12.2得点・8.8リバウンド・2.2アシストを記録し、オールACCサードチームに選出された。シーズン終了後、2024年のNBAドラフトにアーリーエントリーした[3]。
代表歴
編集2021年のFIBA U19ワールドカップにアメリカ合衆国代表で出場し、平均4.6得点・4.1リバウンドを記録して優勝に貢献した[4]。
家族
編集兄のウィルもバスケットボール選手で、ミドルベリー大学でプレーしていた。
両親はダラス・フォートワース複合都市圏でマクドナルドを17店舗経営している[5]。
個人成績
編集略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
カレッジ
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2021–22 | スタン フォード |
32 | 30 | 31.1 | .388 | .313 | .663 | 6.7 | 3.0 | .9 | .3 | 10.5 |
2022–23 | 33 | 32 | 27.9 | .408 | .319 | .598 | 5.8 | 3.7 | .8 | .5 | 10.5 | |
2023–24 | UNC | 37 | 36 | 32.8 | .430 | .385 | .612 | 8.8 | 2.2 | 1.4 | .4 | 12.2 |
通算 | 102 | 98 | 30.7 | .410 | .345 | .624 | 7.2 | 2.9 | 1.0 | .4 | 11.1 |
脚注
編集- ^ Russell, Keith (April 7, 2021). “St. Mark's Harrison Ingram On Rising To A McDonald's All-American”. KTVT. 2024年6月19日閲覧。
- ^ Pearson, Zack (April 22, 2023). “Twitter reacts to Harrison Ingram picking UNC over Kansas”. Tar Heels Wire. USA Today. 2024年6月19日閲覧。
- ^ Holloway, Jeremiah (April 20, 2024). “Harrison Ingram Entering 2024 NBA Draft”. 247Sports April 21, 2024閲覧。
- ^ Riddle, Greg (July 11, 2021). “Former Lancaster star Mike Miles, former St. Mark’s star Harrison Ingram help U.S. win U19 World Cup”. The Dallas Morning News. 2024年6月19日閲覧。
- ^ Javad, Jonah (February 26, 2021). “'League of his own': St. Mark's hoops star, son of McDonald's franchise owners named McDonald's All-American”. WFAA. 2024年6月19日閲覧。