ハッカージャパン
日本の雑誌
ハッカージャパンは、かつて白夜書房が発行していた隔月刊のネットワーク、セキュリティ関連の雑誌である。
セキュリティ関係者向けの特集・ニュース・事件・法律解説のほか、一般の読者にもわかりやすくネットワークやPCの安全について解説している。
1998年7月に創刊。セキュリティ関連の定期刊行物として国内では最も歴史を持つ。HJなどと表記される。2008年11月号で、創刊10周年を迎えた。
創刊15周年を迎えた2013年11月号で休刊した。休刊理由については、ウェブサイト上で「諸般の事情」と記載しているのみで、一切明らかにされていない。
誌面
編集国内外のハッカー・セキュリティ関連のイベントやカンファレンス記事をカラーで紹介する。
創刊当初は有名ハッカーへのインタビューや実用的なハッキング記事が中心だったが、不正アクセス禁止法施行後に「不正アクセスの助長目的ではない」という注意書きが付記されるようになり、以後セキュリティを全面に打ち出した雑誌へと変化した。
コンピュータ関連の記事のみならず、バンピングなどコンピュータ以外の物理的なセキュリティ記事、ハッカー漫画なども掲載されている。
主な連載作品
編集- ハッカーダイオヘッド(漫画)
- オーブンレンジは振り向かない(漫画)
- ネバーエンディング絶望ランドの夏!(漫画)
- インターネット事件簿
- インターネット法律ファイル
- セキュリティ定点観測所
- レトロハッカーズ
- コラム404
主な執筆者
編集備考
編集- Wikipediaへの不信感を記事にしたことがある(Wikipedia:井戸端/subj/ハッカージャパンに日本語版Wikipediaの批判記事が掲載)。
- OSの利用については、Linux利用を特に勧めている。また、Ubuntuの利用を広く勧めている。
外部リンク
編集- HACKER JAPAN online - 公式サイト
- ハッカージャパン ブログ