ハダダトキ(学名:Bostrychia hagedash)は、ペリカン目トキ科に分類される鳥類の一種である。英名および和名は、独特な鳴き声からついた。

ハダダトキ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ペリカン目 Pelecaniformes
: トキ科 Threskiornithidae
亜科 : トキ亜科 Threskiornithinae
: テリハトキ属 Bostrychia
: ハダダトキ B. hagedash
学名
Bostrychia hagedash
英名
Hadada Ibis
Bostrychia hagedash

分布

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スーダンエチオピアからサハラ以南のアフリカに分布する。

形態

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体長約76cm。頭部から頸にかけてと体の下面は灰褐色で、背中は緑色の光沢のある褐色である。冠羽はほとんどない。風切羽と尾は濃い褐色で青みがかった光沢がある。顔の皮膚の裸出部と脚は黒色。嘴は上部の基部が赤いほかは黒色である。

幼鳥は、成鳥に比べて体色に光沢がなく、くすんで見える。

生態

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川沿いの森林や沼地、海岸付近のマングローブ林などに生息する。日中は番いもしくは小群で生活しているが、夜間にねぐらに集まる時は大群になることがある。

昆虫類甲殻類ミミズなどを捕食する。

番いで繁殖し、崖や樹上に営巣する。1腹2-4個の卵を産み、抱卵期間は25-36日である。

亜種

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以下の3亜種に分類される。

  • Bostrychia hagedash brevirostris
  • Bostrychia hagedash nilotica
  • Bostrychia hagedash hagedash

参考文献

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  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、85-86頁