ノーマン・ブレイク
ノーマン・ブレイク(Norman Blake, 1938年3月10日 - )は、アメリカ合衆国のブルーグラス、カントリー音楽、フォークのギタリスト。
ノーマン・ブレイク | |
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生誕 | 1938年3月10日(86歳) |
出身地 | アメリカ合衆国テネシー州チャタヌガ |
ジャンル | ブルーグラス、カントリー、フォーク |
職業 | ギタリスト、歌手 |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 1954年 - |
来歴
編集ドク・ワトソン、ダン・クレアリー、トニー・ライス、クラレンス・ホワイトなどと並ぶ、フラットピッキング・ギターの名手。
フラットマンドリンも演奏する。妻のナンシー・ブレイクと共演する事が多い。活動開始時期は、初のソロアルバム「Norman Blake:Home in Sulphuer Springs」(TRIO RECORDS, Rounder records PA-8105)の日本語版ライナーノート(島田耕によるもの)に、1954年の16歳の時のディキシーランド・ドリフターズへの参加をスタートとする記述があり、その情報に合わせた。それ以降、ソロ・プレイヤー、ソングライターの面も持つが、スタジオ・ミュージシャンとしても多数のセッションをしている。
初のソロ・アルバム「Norman Blake:Home in Sulphuer Springs」には、祖母から教わった「スパニッシュ・ファンダンゴ」(オープンGチューニングで演奏)も収録されている。
カーター・ファミリーから抜けたジューン・カーターの伴奏を1960年から行っている。(いずれもライナーノートにて確認)
伴奏を担当していたのは短期間だったが、後に恩人となるジョニー・キャッシュと知り合った、最初の時期でもある。(ライナーノートにて確認)
ブレイクが兵役を終え、キャッシュの元でドブロギターを弾き、気に入られた事もあって、キャッシュに推薦されて、ボブ・ディランのアルバム「ナッシュビル・スカイライン」に参加。このアルバムに収録されている「ナッシュビル・スカイライン・ラグ」の演奏で有名になった。(COLUMBIA CK 9825 BOB DYLAN-NASHVILLE SKYLINE)
この「ナッシュビル・スカイライン」への参加をブレイクのミュージシャンとしての本格的なスタートとみる場合もある。(ライナーノートより)
有名なセッションへの参加にはニッティ・グリッティ・ダート・バンドとの「Will The Circle Be Unbroken」(邦題は「永遠の絆」)」(1972年10月発売)があり、他にロイ・エイカフ、マール・トラヴィス、ドク・ワトソン、"マザー"・メイベル・カーター(カーター・ファミリー)、ジミー・マーティン、ヴァッサー・クレメンツ、アール・スクラッグスなども参加している。(UNITED Artists Records Inc CXF-2071~3)
ドク・ワトソンの存命中には、テルライド・フェスティバルで、ワトソン、ダン・クレアリー、ブレイクの3人のギターに、サム・ブッシュのフィドルを加えたブラック・マウンテン・ラグの演奏が行われた。アルバム「テルライヴ/1979年テルライド・フェスティバル・ライブ」に収録されている。(TRIO RECORDS AW-2089)、原題は「tellulive 1979 TELLURIDE BLUEGRASS & COUNTRY Music FESTIVAL」
映画『オー・ブラザー!』(2000年公開のアメリカ映画 、Pioneerよりデラックス版DVD(PIBF-7329)リリース)の音楽にも参加。