ノートルダム・デュ・サブロン教会
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ノートルダム・デュ・サブロン教会(Eglise Notre-Dome du Sablon)は、ベルギーの首都ブリュッセルのサブロン地区にあるカトリック教会。
教会は、レジャンス通り (Rue de la Régence)沿い、プチ サブロン広場 (Square of Petit Sablon) の向かいに位置する。この場所には、トラムのプチ サブロン駅 (92番線と93番線) がある。
概要
編集教会の起源は、13世紀初頭に遡る。当時、ブラバント公アンリ1世は、射手組合をギルドとして認め、サブロン (城壁外の砂地) の区画を練習場として使用する権利などの特権を与えた。それからほぼ1世紀後の1304年、聖ヨハネ病院の兄弟姉妹のギルド(Hôpital Saint-Jean)は、サブロンに隣接する土地を射手組合ギルドに譲渡し、そこに小さな礼拝堂が建てられた。
伝説によると1348年、アントワープのベアトリス・スートケンズという敬虔な女性が、天使のお告げに従い、聖母マリア像を船でブリュッセルに運んだ。聖母マリア像は射手組合ギルドの礼拝堂に捧げられ、ギルドは、巡礼者の多さを考慮して教会を建てると約束し、これが現在のノートルダム・デュ・サブロン教会になった。
マリア像は、射手組合ギルドの守護聖人として崇拝されるようになり、16世紀以降、ベアトリス・スートケンズがノートルダム・デュ・サブロン教会の周りを行列したことを起源にした「オメガング」という祭典が催されるようになった[1]。
ギャラリー
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ファサード(夜景)
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夜景
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教会内部
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ベアトリス・スートケンズの像
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ステンドグラスの美しさで有名
脚注
編集- ^ “16世紀から続く伝統の祭典・オメガング(Ommegang)”. 株式会社ユーレックス (2019年4月19日). 2024年8月28日閲覧。