ノース・イースト・リンカンシャー
ノース・イースト・リンカンシャー(英語: North East Lincolnshire)は、イングランド東部リンカンシャーにある単一自治体。ノース・リンカンシャーやリンカンシャーの非都市カウンティと接しており、全体で典礼カウンティを構成している。2011年国勢調査によると人口は159,616人。ヨークシャー・アンド・ザ・ハンバーに属している。
ノース・イースト・リンカンシャー North East Lincolnshire | ||
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ノース・イースト・リンカンシャーの位置 | ||
座標:北緯53度33分 西経0度06分 / 北緯53.55度 西経0.10度座標: 北緯53度33分 西経0度06分 / 北緯53.55度 西経0.10度 | ||
国 | イギリス | |
カントリー | イングランド | |
リージョン | ヨークシャー・アンド・ザ・ハンバー | |
典礼カウンティ | リンカンシャー | |
設立日 | 1996年4月1日 | |
庁舎所在地 | グリムズビー | |
政府 | ||
• 種別 | 単一自治体 | |
• 首長 | ロブ・ウォルシュ | |
• カウンシル | 保守党 | |
• 国会議員 (en) |
マーティン・ヴィッカース(保守党) ライア・ニシ(保守党) | |
面積 | ||
• 合計 | 191.9 km2 (74.1 mi2) | |
面積順位 | 165位 | |
人口 (2018年中期推計値) | ||
• 合計 | 159,821人 | |
• 順位 | 124位 | |
• 密度 | 830人/km2 (2,200人/mi2) | |
等時帯 | UTC+0 (GMT) | |
• 夏時間 | UTC+1 (BST) | |
ONSコード |
00FC (ONS) E06000012 (GSS) | |
人種構成 |
白人:97.4% アジア系:1.1%[1] | |
ウェブサイト |
www |
歴史
編集1996年4月1日、ハンバーサイドの解体によって、それを構成していたクリーソープ、グレート・グリムズビーという2つのバラから設立された。ハンバーサイドが設立される1974年以前は、パーツ・オブ・リンゼイの一部であった。
政治
編集地方議会でもあるノース・イースト・リンカンシャー・カウンシルの選挙は2010年以降毎年5月に行われている。議席数は42議席で1995年に単一自治体としての選挙が行われてから、選挙結果は労働党が議会統制を担うか、多数派がいないかのどちらかであった。
2003年から2011年までの間、保守党と自由民主党の連立政権が行政を担っていた。2011年には労働党が少数与党となって政権を運営し[2]、2012年から2年間は同党が多数派与党として政権を担った。しかし、その後は再び少数与党となった。2019年、カウンシルが設立された1996年以来初めて保守党が単独過半数を獲得した[3]。
以下、2018年、2019年の選挙結果を示す。
政党名 | 評議員数 | ||
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2018年 | 2019年 | ||
保守党 | 18 | 23 | |
労働党 | 20 | 14 | |
自由民主党 | 4 | 0 | |
UKIP | 0 | 1 | |
無所属 | 0 | 0 |
行政
編集行政もノース・イースト・リンカンシャー・カウンシルが担っている。同カウンシルではキャビネット・スタイルが採用されており、カウンシルの与党議員が行政職を担い、各自のポートフォリオに対して責任を持つ[4]。また、年に2回監査を受ける必要があり、監査委員会がそれを行なっている[5]。
内包地区
編集主な内包地区は以下の通り。
観光スポット
編集グリニッジ子午線がこの自治体を通っている。
経済
編集主な町はグリムズビー、イミンガム、クリーソープスの3つで、グリムズビー都市圏を形成している。主な産業は飲食業、漁業、港湾業、運送業、再生エネルギー、化学など。域内に1つの発電所がある。
脚注
編集- ^ Office for National Statistics
- ^ Governance
- ^ “Tories take council for first time” (英語). (2019年5月3日) 2019年5月3日閲覧。
- ^ “Information About the Cabinet”. North East Lincolnshire Council. 10 May 2010閲覧。
- ^ “Council 'ignored' Icelandic risk”. BBC News. (26 March 2009)