Wikipedia

ネチケット

ウィキペディア ウィキペディアにおけるエチケットについては、「Wikipedia:エチケット」をご覧ください。

ネチケット（英語：netiquette）とは、インターネットや電子メールなどのネットワークを利用する上でのマナーのこと[1][2]。日本ではパソコン通信が盛況だった1980年代後半から使われた[1]。ネットワーク（network）とエチケット（etiquette） を組み合わせたかばん語で、「ネットマナー」、「ネチケ」などとも呼ばれる。現実世界でのマナーを基本に、ネット上の特性を追加したエチケットなので、ネチケットの中には挨拶やことば遣いなどの実生活のマナーも含まれるが[1]、本項では特にインターネット上のネチケットについて解説する。

ネチケットは、インターネット上でコミュニケーションを行う際や、ウェブサイトや電子メールなどを利用する際など、様々な場面で必要とされている。ネチケットは厳密に定められている規則ではなく、他人への配慮を心がけるなど、社会で最低限必要とされていることに基づいたものが多い。また、コンピュータネットワーク特有の技術的な問題を防ぐためのネチケットも数多く存在する（後述）。

ネチケットに関するガイドラインとしては、1995年（平成7年）に発行されたRFC 1855 "Netiquette Guidelines"、1996年（平成8年）に通商産業省と電子ネットワーク協議会がまとめた「電子ネットワーク事業における倫理問題に係る自主ガイドライン」がある[1][3]。

具体的な例

編集
アクセシビリティ
利用環境による表示や動作の相違を無くし、すべての環境で同様に情報を扱えるようにするためのものである。
  • 半角カナや機種依存文字を使わない[1] - 一部環境で正常に表示されない場合がある。最悪の場合、ファイルに欠落が起きたり、経由したサーバーをダウンさせたりする可能性が高いため[注 1]。
荒らし
掲示板などのネットワークコミュニティにおける荒らしに対する対処。
  • マルチポストをしない - 荒らしに指定される可能性が高い。ネットワークリソースを浪費し、相手の不快感を招く恐れがある。
  • フレームを誘わない、反応しない - 悪質なものは管理者に報告すること。

脚注

編集
[脚注の使い方]

注釈

編集
  1. ^ 特に半角カナにおいて。

出典

編集
  1. ^ a b c d e 日本大百科全書(ニッポニカ),IT用語がわかる辞典,知恵蔵,ASCII.jpデジタル用語辞典,ホームページ制作用語集,DBM用語辞典,デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及. “ネチケットとは”. コトバンク. 2022年2月24日閲覧。
  2. ^ “守っていますか？ルールとマナー　警視庁”. www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp. 2022年2月24日閲覧。
  3. ^ “rules and manners for networkers”. www.iajapan.org. 2022年3月23日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集
 

この項目は、インターネットやウェブに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ:コンピュータ/P:コンピュータ）。

 

この項目は、文化に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています。

「https://ja.wiki.x.io/w/index.php?title=ネチケット&oldid=102908003」から取得