ニルギリ(Nilgiri tea)とは、南インドにある西ガーツ山脈の南部ニルギリ丘陵でつくられる紅茶の総称である。自治体としてはタミル・ナードゥ州ニーラギリ県にあたる。現地語でニルギリは「青い山」を意味し[1]、「紅茶のブルーマウンテン」と表現されることがある。

ニルギリ
Nilgiri black tea leaves
種類 紅茶

別称 紅茶のブルーマウンテン
起源 インド タミル・ナードゥ州 ニーラギリ県

説明 セイロンに似た、優雅で繊細な香りと、クセが少なく、スッキリとした味わいで、飲みやすいのが特徴。[2]

特徴

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インド南部に位置するために、セイロン島で生産される紅茶に似た優雅な香りを持っている[3]。その香りは、柑橘系の香りに例えられることもある[4] 。ニルギリ茶の大農園はニルギリ・プランターズ・アソシエーションと表され、クンヌールに本部を置くユナイテッド・プランターズ・アソシエーション・オブ・サウス・インディアを組織する。生産者の大部分を占める小集団はバダガスと呼ばれる。水色は濃く明るい橙色[1]。穏やかな香りと渋みが特徴であり、レモンティーミルクティースパイスティーなどに適している[1]

収穫期

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生産量が最も多くなるのが4〜5月、9〜12月であり、この期間で全体の60%以上が生産されている。

脚注

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  1. ^ a b c d ニルギリ 紅茶のおいしい飲み方
  2. ^ 紅茶の人気茶葉【ニルギリ】の魅力と特徴PINTORU
  3. ^ 紅茶の産地 日本紅茶協会
  4. ^ ニルギリ紅茶専門店プリミアスティー

参考文献

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  • 辻調理師専門学校『ティー&コーヒー大図鑑 : カフェ・マルシェ』講談社、2005年11月30日。ISBN 9784062128797NCID BA74439897 
  • 『紅茶の大辞典』日本紅茶学会編 成美堂出版 ISBN 978-4-415-31373-3

関連項目

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