ニッキー・ストーム
ニッキー・ストーム(Nikki Storm)のリングネームで知られるニコラ・グレンクロス(Nicola Glencross、1989年4月21日 - )は、イギリスの女子プロレスラー。スコットランド・グラスゴー出身。WWEにニッキー・クロス(Nikki Cross)のリングネームで所属。
ニッキー・クロス | |
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プロフィール | |
リングネーム |
ニッキー・ASH ニッキー・クロス ニッキー・ストーム |
本名 | ニコラ・グレンクロス |
ニックネーム | Best In The Galaxy |
身長 | 155cm[1] |
体重 | 52kg[1] |
誕生日 | 1989年4月21日(35歳)[1] |
出身地 | スコットランド・グラスゴー[1] |
所属 | WWE |
トレーナー |
ダミエン・オコーナー ロビー・ブルックサイド |
デビュー | 2008年9月20日[1] |
来歴
編集2008年9月20日、地元スコットランドのSWAでデビュー[1]。
2011年10月8日、日本から遠征してきたアイスリボンの藤本つかさとシングルで対戦。
2012年、EVE主催「クイーン・オブ・ザ・リング」優勝[1]。11月10日、アルファ・フィーメルとのハードコアマッチで勝利してEVE王座奪取に成功するも、直後にJWP認定無差別級王座を防衛したばかりのさくらえみに敗れ王座陥落[1]。
2013年2月2日、さくらと再戦して王座奪還に成功[1]。4月に初来日を果たす[1]。来日初戦となった4月14日のJWP後楽園ホール大会にてさくらと組み、モーリー&中森華子組と対戦し、中森にアークティック・サイクロンネックブリーカーを決めて勝利[2]。試合後、5月5日板橋グリーンホールにて中森とEVE王座を懸けてシングルで対戦することが決まった[3]。日本滞在中はJWPに加え、4月25日のWNC後楽園大会にも参戦し、真琴が持つWNC女子王座に挑戦した[4]。5月5日、JWP板橋大会で中森と防衛戦を行い、2度目の防衛に成功[5]。
2015年5月、2年ぶりの来日を果たし、スターダムに参戦[6]。後楽園大会で紫雷イオとワンダー・オブ・スターダム王座を争う。
2016年4月7日、アメリカのメジャー団体であるWWEと契約を交わし入団[7]。4月12日、育成施設であるWWEパフォーマンスセンターにてトレーニングを開始[8]。同月22日、傘下団体であるNXTのNXT Liveにてデビューを飾り、マンディ・ローズと組んでリヴ・モーガン & アリーヤと対戦するが最後にリヴにムーンサルトプレスを決められ敗戦した[9]。8月27日、リングネームをニッキー・クロス(Nikki Cross)に変更。エンバー・ムーンと対戦するが敗戦[10]。10月12日、NXTのダスティ・ローデス・タッグトーナメント・クラシックにてエリック・ヤングとアレクサンダー・ウルフ、ソーヤー・フルトンと共にヒールユニット、サニティー(SAnitY)として登場。ウルフ & フルトンのセコンドとなり、ボビー・ルード & タイ・デリンジャーと対戦。デリンジャーを一方的に攻め、ルードは敵前逃亡。最後にデリンジャーに合体技を決めて勝利。試合後、リングに上がるとデリンジャーを襲撃した[11]。
2019年1月14日、RAWでライオット・スクワッドvsナタリア & ベイリーの試合でナタリアとベイリーの助っ人として登場。勝利に貢献した[12]。
2020年6月26日、スマックダウンで、アレクサ・ブリス、デイナ・ブルック、レイシー・エヴァンスとの4ウェイ戦でのスマックダウン女子王座挑戦者決定戦に勝利して挑戦者となった。
2021年6月21日、ロウで、リングネームをニッキー・ASH (Nikki A.S.H.、Almost a Superheroの略)に変更[13]。
2022年10月24日、ロウのメインイベント、ビアンカ・ベレアーvsベイリー戦に正体不明の女性として乱入、試合後の映像パートで正体はニッキーでリングネームをニッキー・クロスに戻したことが解説者のコリー・ブレイブスによって伝えられる[14][15]。
2023年10月25日、無表情で立ち尽くすだけの無気力キャラとしてロウに登場する[16]。
2024年7月25日、6月17日から登場しているワイアット・シックス(英語: The Wyatt Sicks)のメンバーのひとりがニッキーだったことが明らかになる[17]。
得意技
編集- ザ・パージ
- スイング式フィッシャーマンズ・ネックブリーカー
- パーフェクトストーム
- ファイヤーマンズキャリーから、みちのくドライバーIIのように前方に落とす。
- 中邑真輔のランドスライド、佐々木義人 (プロレスラー)のハリケーンドライバーと同型技。
- サイクロンネックブリーカー
- スウィンギングネックブリーカー
- ヘイル・ストーム
- ダイビング・ヘッドバット
- アイ・オブ・ザ・ストーム
- 変形クロスフェイス
獲得タイトル
編集- 24/7王座 : 1回
- WWE女子王座 / WWEロウ女子王座 : 1回
- WWE女子タッグ王座 : 3回
- EVE王座 : 3回
- W3L女子王座 : 1回
その他
編集- 2008年より交際し、共にサニティーのメンバーだったキリアン・デイン(ダミアン・マックル)と、2019年1月に結婚した[18]。
- 2023年7月10日、オンラインコースを受講していたエディンバラ大学を卒業し歴史学の修士号を得たことをTwitterから報告した。修士論文のテーマは女子プロレスである[19]。
- 2023年4月28日、過去の写真がSNSで話題になったことにふれ、この時は見栄えとは逆さまにメンタルが最悪であったと述べた。そしてセラピーを受けたことが最善の決断であり、自分は弱いと思われたくなくてすべて隠してしまったがそれは間違っていた、助けを求めるのは弱いことではない、自分のために時間を割くことも弱いことではない、他人の評価よりも大切なことがあるとファンに伝えた[20]。
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j “イギリスEVE王者・ニッキーストームが来日”. RINGSTARS. (2013年4月3日)
- ^ “2013.4.14 後楽園ホール 試合”. 株式会社JWPプロデュース. 2013年4月27日閲覧。
- ^ “2013.4.14 後楽園ホール 総評2”. 株式会社JWPプロデュース. 2013年4月27日閲覧。
- ^ “2013-04-25 WNC旗揚げ一周年記念『後楽園ホール大決戦』 試合結果”. 株式会社WNC. 2013年4月27日閲覧。
- ^ “中島安里紗と華名がバックステージで大乱闘!5・5JWP板橋”. ファイト!ミルホンネット. (2013年5月6日)
- ^ “2015年3月9日 4月~5月追加日程&参戦外国人選手”. 株式会社スターダム (2015年3月9日). 2015年4月8日閲覧。
- ^ “Report: Scottish Women’s Wrestler Nikki Storm Signs With WWE”. SeScoops.com. 2016年4月7日閲覧。
- ^ “WWE Performance Center welcomes new class of recruits”. WWE.com. 2016年4月12日閲覧。
- ^ “WWE NXT House Show Results 4.22.16 – Tampa, Florida”. 411mania.com. 2016年4月22日閲覧。
- ^ “WWE NXT Live (8/27/16) Jacksonville, FL - Complete Match Results”. WrestlingNewsWorld.com. 2016年8月28日閲覧。
- ^ “WWE NXT Results – 10/12/16 (SAnitY debuts with a returning Eric Young, Nakamura gets revenge on Samoa Joe)”. Wrestleview.com. 2016年10月13日閲覧。
- ^ “WWE Raw: Live Updates, Results and Reaction for January 14”. Bleacher Report. 2018年1月15日閲覧。
- ^ “UPDATE ON NXT STARS BEING CALLED UP TO MAIN ROSTER, NAME CHANGES FOR WWE STARS AND MORE”. pwinsider.com. 2021年7月13日閲覧。
- ^ “10/24 WWE Raw results: Powell’s live review of Raw Women’s Champion Bianca Belair vs. Bayley in a non-title match, Karl Anderson vs. Finn Balor”. ProWrestling.net (2022年10月24日). 2024年7月25日閲覧。
- ^ “【WWE】「仮面ヒロイン」ニッキーA.S.Hが素顔のニッキー・クロスで見境なく大暴れ”. 日刊スポーツ (2022年10月26日). 2024年7月30日閲覧。
- ^ ““ベッキー似の“無気力”女子レスラー、前代未聞の衝撃行動に相棒困惑! 「かわいい」「職場放棄」「試合が目に入らんw」ファン騒然”. ABEMATIMES (2023年10月25日). 2024年7月25日閲覧。
- ^ “【WWE】「ワイアット・シックス」謎の女性が〝素顔〟公開 ハウディーはゲイブルから戸澤陽を救出!”. 東スポWEB (2024年7月24日). 2024年7月25日閲覧。
- ^ “Nikki Cross and Killian Dain get married”. WWE.com. 2019年1月20日閲覧。
- ^ “WWE's Nikki Cross Celebrates Master's Degree, Notes Ironic Color Of Graduation Sash”. Wrestling Inc (2023年7月10日). 2024年3月24日閲覧。
- ^ “Nikki Cross: Asking For Help Is Not A Weakness, Taking Care Of Yourself Is Strong”. WrestleZone (2023年4月28日). 2024年7月25日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- Nicola Glencross (@WWENikkiCross) - X(旧Twitter)
- 公式ウェブサイト
- ニッキー・ストーム (NikkiStormWrestler) - Facebook