ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブック
マイケル・ブレッカーのアルバム
『ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブック』(Nearness of You: The Ballad Book) は、サクソフォーン奏者マイケル・ブレッカーの7枚目のスタジオ・アルバム。伴奏は、ピアノがハービー・ハンコック、ギターがパット・メセニー、ベースがチャーリー・ヘイデン、ドラムスがジャック・ディジョネットで、特別ゲストとしてジェームス・テイラーが参加したこのアルバムは、ヴァーヴ・レコードから2001年6月19日にリリースされた。
『ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブック』 | ||||
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マイケル・ブレッカー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2000年12月 | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | ヴァーヴ・レコード | |||
プロデュース |
パット・メセニー スティーヴ・ロドビー | |||
マイケル・ブレッカー アルバム 年表 | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Allmusic | [1] |
ブレッカーは、「チャンズ・ソング」におけるソロで、8個目のグラミー賞となる最優秀ジャズ・インストゥメンタル賞を受賞した。ジェームス・テイラーも「ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト」で4個目のグラミー賞となった最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞した[2]。このカテゴリーをアメリカ人が受賞したのは、1991年を対象として1992年に授賞式がおこなわれた第34回グラミー賞のマイケル・ボルトン以来のことであった。
トラックリスト
編集# | タイトル | 時間 |
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1. | 「チャンズ・ソング (Chan's Song)」 | |
2. | 「ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト (Don't Let Me Be Lonely Tonight)」 | |
3. | 「ナセント (Nascente)」 | |
4. | 「ミッド・ナイト・ムード (Midnight Mood)」 | |
5. | 「ザ・ニアネス・オブ・ユー (The Nearness of You)」 | |
6. | 「インカンデセンス (Incandescence)」 | |
7. | 「サムタイムズ・アイ・シー (Sometimes I See)」 | |
8. | 「マイ・シップ (My Ship)」 | |
9. | 「オールウェイズ (Always)」 | |
10. | 「セヴン・デイズ (Seven Days)」 | |
11. | 「アイ・キャン・シー・ユア・ドリームス (I Can See Your Dreams)」 | |
合計時間: |
パーソネル
編集- マイケル・ブレッカー – テナー・サクソフォーン
- パット・メセニー – ギター
- ハービー・ハンコック – ピアノ
- チャーリー・ヘイデン – ダブルベース
- ジャック・ディジョネット – ドラムス
- ジェームス・テイラー – ヴォーカル (トラック 2 & 5)
チャート
編集チャート(2001年) | 最高位 |
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ビルボード Top Jazz Albums[4] | 5 |
受賞
編集2001年を対象として2002年に授賞式がおこなわれた第44回グラミー賞[2]
年 | 受賞 | タイトル | カテゴリ |
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2001年 | マイケル・ブレッカー | チャンズ・ソング | 最優秀ジャズ・インストゥメンタル賞 |
2001年 | ジェームス・テイラー | ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト | 最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞 |
脚注
編集- ^ Edelstein, Paula. Michael Brecker: Nearness of You: The Ballad Book > Review - オールミュージック. 2011年9月25日閲覧。
- ^ a b “Past Winners Search”. GRAMMY.com. 2011年9月25日閲覧。
- ^ Michael Brecker – Nearness Of You (The Ballad Book) - Discogs
- ^ “Nearness of You: The Ballad Book - Michael Brecker > Charts & Awards”. AllMusic. 2011年9月25日閲覧。