ナパ・キャットワンチャイ
ナパ・キャットワンチャイ(Napa Kiatwanchai、1967年7月27日 - )は、タイ王国ナコーンラーチャシーマー県出身の元プロボクサーで、元WBC世界ミニマム級王者。
基本情報 | |
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本名 | Suwit Sae-Tang |
階級 | ミニマム級 |
国籍 | タイ |
誕生日 | 1967年7月27日(57歳) |
出身地 | ナコーンラーチャシーマー県 |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 25 |
勝ち | 16 |
KO勝ち | 8 |
敗け | 8 |
引き分け | 1 |
無効試合 | 0 |
来歴
編集1986年8月7日、プロデビュー。
1987年1月26日、5戦目でWBCインターナショナルミニマム級初代王座決定戦出場。ニコ・トーマス(インドネシア)を12回判定に降し、王座獲得。翌1988年4月16日、初防衛に成功し、5月に王座返上。
1988年6月5日、7戦目で世界初挑戦。大阪でWBC世界ミニマム級王者井岡弘樹に挑み、12回判定で引き分け。なお、この試合では最終回終了のゴングが30秒早く鳴らされたことが物議を醸した[1]。
1988年11月13日、井岡に再挑戦。フルラウンドを戦い抜き、判定勝ち。9戦目で世界王者に輝いた。その後、井岡とは1989年6月10日の2度目の防衛戦でも対戦し、11回TKO勝ち。
1989年11月12日、2度目の防衛戦。敵地で元IBF世界ライトフライ級王者崔漸煥(韓国)と対戦し、最終・12回TKO負け。王座から陥落。
1990年6月8日、後楽園ホールで通算3度目の世界挑戦。2月に崔を破ってWBC世界ミニマム級王座を獲得した大橋秀行に挑むが、ダウンを奪われた末の12回判定負け。世界王座返り咲きならず。
1992年9月14日、2階級制覇を目指し、WBC世界ライトフライ級王者ウンベルト・ゴンザレス(メキシコ)に挑戦するが、2回TKOで敗れる。その後、11月20日に日本で再起戦を行ったが、ここでも2回TKO負け。以降、4年間リングから遠ざかる。
1996年10月24日、4年ぶりの復帰戦を行い、8回判定勝ちを収めたものの、以降は2000年までの間に日本で4試合を行い全敗[注釈 1]この4試合を最後に引退した。
脚注
編集- ^ ボクシングマガジン 1988年7月号 井岡、引き分け防衛
関連項目
編集外部リンク
編集前王者 井岡弘樹 |
WBC世界ミニマム級王者 |
次王者 崔漸煥 |