ナディア・カルビニョ・サンタマリア(Nadia Calviño Santamaría、1968年10月3日 - )は、スペインア・コルーニャ出身の経済学者。2021年7月12日から2023年12月29日まで第2次サンチェス内閣の第1副首相と経済・デジタル変革大臣を務めた。スペイン語英語フランス語ドイツ語ガリシア語を話すことができる。4子の母親である。

ナディア・カルビニョ
Nadia Calviño
スペインの旗 第1副首相
任期
2021年7月12日 – 2023年12月29日
欧州委員会予算総局長
任期
2014年 – 2018年
個人情報
生誕 (1968-10-03) 1968年10月3日(56歳)
スペインの旗 スペインア・コルーニャ県ア・コルーニャ
出身校マドリード・コンプルテンセ大学
スペイン国立通信教育大学
職業経済学者

経歴

編集
 
欧州委員会委員のメイリード・マクギネスと(2023年3月13日)

父親のホセ・マリア・カルビニョラジオ・テレビシオン・エスパニョーラの局長。1991年にマドリード・コンプルテンセ大学経済学の学位を取得し、2001年にスペイン国立通信教育大学法学の学位を取得した[1]

2014年から2018年まで、ギュンター・エッティンガーの指揮下で、欧州委員会予算総局長を務めた[2]。2018年にスペイン社会労働党(PSOE)のペドロ・サンチェススペインの首相に就任すると、モンテロは第1次サンチェス内閣の経済・企業大臣に就任した[3]

2020年1月13日に第2次サンチェス内閣が発足した際には第3副首相に就任した。2021年3月31日には第3副首相を退任し、経済・デジタル変革大臣と第2副首相に就任した。

2021年7月12日に内閣改造が行われた際には第2副首相を退任し、経済・デジタル変革大臣との兼任で第1副首相に就任した。

2023年8月に次期欧州投資銀行総裁に指名されたため[4]、2023年12月29日に第一副首相を退任。翌年1月1日、欧州投資銀行総裁に就任。

脚注

編集

外部リンク

編集