ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 監督賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞監督賞(National Board of Review Award for Best Director)は、アメリカ合衆国のナショナル・ボード・オブ・レビューが贈る賞の一つである[1]。
受賞者一覧
編集1940年代
編集年 | 受賞者 | 作品名 |
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1945 | ジャン・ルノワール | 南部の人 |
1946 | ウィリアム・ワイラー | 我等の生涯の最良の年 |
1947 | エリア・カザン | 影なき殺人 |
紳士協定 | ||
1948 | ロベルト・ロッセリーニ | 戦火のかなた |
1949 | ヴィットリオ・デ・シーカ | 自転車泥棒 |
1950年代
編集年 | 受賞者 | 作品名 |
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1950 | ジョン・ヒューストン | アスファルト・ジャングル |
1951 | 黒澤明 | 羅生門 |
1952 | デヴィッド・リーン | 超音ジェット機 |
1953 | ジョージ・スティーヴンス | シェーン |
1954 | レナート・カステラーニ | ロミオとジュリエット |
1955 | ウィリアム・ワイラー | 必死の逃亡者 |
1956 | ジョン・ヒューストン | 白鯨 |
1957 | デヴィッド・リーン | 戦場に架ける橋 |
1958 | ジョン・フォード | 最後の歓呼 |
1959 | フレッド・ジンネマン | 尼僧物語 |
1960年代
編集年 | 受賞者 | 作品名 |
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1960 | ジャック・カーディフ | 息子と恋人 |
1961 | ジャック・クレイトン | 回転 |
1962 | デヴィッド・リーン | アラビアのロレンス |
1963 | トニー・リチャードソン | トム・ジョーンズの華麗な冒険 |
1964 | デズモンド・デイビス | みどりの瞳 |
1965 | ジョン・シュレシンジャー | ダーリング |
1966 | フレッド・ジンネマン | わが命つきるとも |
1967 | リチャード・ブルックス | 冷血 |
1968 | フランコ・ゼフィレッリ | ロミオとジュリエット |
1969 | アルフレッド・ヒッチコック | トパーズ |
1970年代
編集年 | 受賞者 | 作品名 |
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1970 | フランソワ・トリュフォー | 野性の少年 |
1971 | ケン・ラッセル | ボーイフレンド |
肉体の悪魔 | ||
1972 | ボブ・フォッシー | キャバレー |
1973 | イングマール・ベルイマン | 叫びとささやき |
1974 | フランシス・フォード・コッポラ | カンバセーション…盗聴… |
1975 | ロバート・アルトマン | ナッシュビル |
スタンリー・キューブリック | バリー・リンドン | |
1976 | アラン・J・パクラ | 大統領の陰謀 |
1977 | ルイス・ブニュエル | 欲望のあいまいな対象 |
1978 | イングマール・ベルイマン | 秋のソナタ |
1979 | ジョン・シュレシンジャー | ヤンクス |
1980年代
編集年 | 受賞者 | 作品名 |
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1980 | ロバート・レッドフォード | 普通の人々 |
1981 | ウォーレン・ビーティ | レッズ |
1982 | シドニー・ルメット | 評決 |
1983 | ジェームズ・L・ブルックス | 愛と追憶の日々 |
1984 | デヴィッド・リーン | インドへの道 |
1985 | 黒澤明 | 乱 |
1986 | ウディ・アレン | ハンナとその姉妹 |
1987 | スティーヴン・スピルバーグ | 太陽の帝国 |
1988 | アラン・パーカー | ミシシッピー・バーニング |
1989 | ケネス・ブラナー | ヘンリー5世 |
1990年代
編集年 | 受賞者 | 作品名 |
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1990 | ケビン・コスナー | ダンス・ウィズ・ウルブズ |
1991 | ジョナサン・デミ | 羊たちの沈黙 |
1992 | ジェームズ・アイヴォリー | ハワーズ・エンド |
1993 | マーティン・スコセッシ | エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 |
1994 | クエンティン・タランティーノ | パルプ・フィクション |
1995 | アン・リー | いつか晴れた日に |
1996 | ジョエル・コーエン | ファーゴ |
1997 | カーティス・ハンソン | L.A.コンフィデンシャル |
1998 | シェーカル・カプール | エリザベス |
1999 | アンソニー・ミンゲラ | リプリー |
2000年代
編集年 | 受賞者 | 作品名 |
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2000 | スティーヴン・ソダーバーグ | エリン・ブロコビッチ |
トラフィック | ||
2001 | トッド・フィールド | イン・ザ・ベッドルーム |
2002 | フィリップ・ノイス | 愛の落日 |
裸足の1500マイル | ||
2003 | エドワード・ズウィック | ラスト サムライ |
2004 | マイケル・マン | コラテラル |
2005 | アン・リー | ブロークバック・マウンテン |
2006 | マーティン・スコセッシ | ディパーテッド |
2007 | ティム・バートン | スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 |
2008 | デヴィッド・フィンチャー | ベンジャミン・バトン 数奇な人生 |
2009 | クリント・イーストウッド | インビクタス/負けざる者たち |
2010年代
編集年 | 受賞者 | 作品名 |
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2010 | デヴィッド・フィンチャー | ソーシャル・ネットワーク |
2011 | マーティン・スコセッシ | ヒューゴの不思議な発明 |
2012 | キャスリン・ビグロー | ゼロ・ダーク・サーティ |
2013 | スパイク・ジョーンズ | her/世界でひとつの彼女 |
2014 | クリント・イーストウッド | アメリカン・スナイパー |
2015 | リドリー・スコット | オデッセイ |
2016 | バリー・ジェンキンス | ムーンライト |
2017 | グレタ・ガーウィグ | レディ・バード |
2018 | ブラッドリー・クーパー | アリー/ スター誕生 |
2019 | クエンティン・タランティーノ | ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド |
2020年代
編集年 | 受賞者 | 作品名 |
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2020 | スパイク・リー | ザ・ファイブ・ブラッズ |
2021 | ポール・トーマス・アンダーソン | リコリス・ピザ |
2022 | スティーヴン・スピルバーグ | フェイブルマンズ |
参考
編集- ^ “Best Director”. 2013年10月6日閲覧。