ナイフ (小説)
『ナイフ』は、重松清による短編小説集。
社会問題となった「いじめ」について描く。1997年新潮社より刊行された。2000年に新潮文庫より再刊行されている。1998年に坪田譲治文学賞を受賞している。
収録作品
編集- ワニとハブとひょうたん池で
- ナイフ
- キャッチボール日和
- エビスくん
- ビタースィート・ホーム
- モンスターペアレントを題材にしている。
舞台
編集本書収録の表題作「ナイフ」をもとに近藤芳正による一人芝居が2022年1月から2月にかけて上演された[1]。当初、2020年6月に予定されていたものの、新型コロナウイルス流行の影響で中止となっていたが[2]、再始動という形で実現した[1]。
出演者
編集スタッフ
編集- 脚本・演出:山田佳奈
- フィジカルコーチ:大石めぐみ
公演日程
編集- 2022年1月21日 - 23日、水戸芸術館 ACM劇場
- 2022年1月29日 - 30日、穂の国とよはし芸術劇場PLAT
- 2022年2月4日、東京芸術劇場 シアターイースト
- 2022年2月11日、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
- 2022年2月13日、山口情報芸術センター[YCAM] スタジオA
出典
編集- ^ a b “近藤芳正の“再始動”公演、重松清原作の一人芝居「ナイフ」スタート”. ステージナタリー. ナターシャ (2022年1月22日). 2023年12月22日閲覧。
- ^ “近藤芳正が重松清「ナイフ」で一人芝居、「どの登場人物も自分と重なる」”. ステージナタリー. ナターシャ (2020年1月31日). 2023年12月22日閲覧。