ドンバス・アリーナ
ドンバス・アリーナ(ウクライナ語: Донба́с Аре́на, Donbass Arena [donˈbɑs ɑˈrɛnɑ], ロシア語: Донба́сc Аре́на, Donbas Arena)は、ウクライナ・ドンバス地方ドネツィクに位置する球技場。2009-10シーズンからFCシャフタール・ドネツクの本拠スタジアムとなっていたが、2014年ウクライナ内戦の影響でアリーナ・リヴィウに本拠地を移した。その後2017年よりメタリスト・スタジアムに再移転した。
ドンバス・アリーナ Donbass arena | |
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UEFA | |
施設情報 | |
所在地 |
Chelyuskintsev St., 189E Donetsk 83048 |
位置 | 北緯48度1分15秒 東経37度48分35秒 / 北緯48.02083度 東経37.80972度座標: 北緯48度1分15秒 東経37度48分35秒 / 北緯48.02083度 東経37.80972度 |
起工 | 2006年6月27日 |
開場 | 2009年8月29日 |
閉場 | 2014年(ウクライナ内戦) |
所有者 | FCシャフタール・ドネツク |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 105 x 68 m |
建設費 |
4億米ドル 3億ユーロ[1][2] |
設計者 | アラップ[3] |
建設者 | ENKA |
使用チーム、大会 | |
UEFA EURO 2012 FCシャフタール・ドネツク(2009年-2014年) | |
収容人員 | |
51,504人 (サッカー) |
概要
編集設計は、シティ・オブ・マンチェスター・スタジアムやアリアンツ・アレーナ、北京国家体育場などの設計で有名なアラップである。2009年竣工時のこけら落しは、ビヨンセの「I Am… Tour」[4]、サッカーでは9月27日のFCオボロン・キエフ戦であった[5]。 2012年6月、ユーロ2012の試合会場の一つとして利用された。
2014年8月23日、ウクライナ軍と親ロシア派の衝突で、市街地が戦場化。市内の中心部にある同スタジアムも爆破の被害に合った。シャフタールの公式サイトでは動画を公開し、爆破で天井が落下、至る所で銃痕のような跡がある被害の様子が映し出されている[6]。 そのすぐ1か月後の9月19日にも2度の爆発が確認され、スタジアムにも被害が及んだとシャフタールが声明を発表した[7]。
脚注
編集- ^ Donbass Arena Ready to Open
- ^ Donbass Arena: More than Elite Archived 2011年1月4日, at the Wayback Machine.
- ^ Official data of stadium issued by arup
- ^ Beyonce to perform at the opening of Donbass Arena
- ^ New Shakhtar stadium opens doors
- ^ シャフタールのスタジアムが爆破…ウクライナ軍と親ロシア派の衝突で
- ^ シャフタールのスタジアムがまたも爆破被害…負傷者なしとクラブ発表