ドラム缶工業会
ドラム缶・ペール缶製造業者および鋼板・部材メーカーで組織された業界団体
ドラム缶工業会(ドラムかんこうぎょうかい、英文名称Japan Steel Drum Association、略称JSDA)はドラム缶・ペール缶製造業者および鋼板・部材メーカーで組織された業界団体。日本のドラム缶業界団体は1938年に東京で東部ドラム罐工業組合、大阪で西部ドラム罐工業組合が発足し、幾度かの組織変更を経て、1952年9月に現組織であるドラム罐工業協会が設立された。本工業会は新製ドラム缶メーカーを対象としており、更生ドラム缶業界には日本ドラム缶更生工業会が設けられている。
概要
編集活動内容
編集- アジア・オセアニア鋼製ドラム製造業者協会(AOSD)の会員として、鋼製ドラム缶の規格の国際標準化、試験方法などに関する研究等の実施。
- ドラム缶に関する調査・研究・統計、知識の啓発、会報「ひびき」の発行。
沿革
編集- 1938年6月 - 東部ドラム罐工業組合・西部ドラム罐工業組合設立。
- 1939年6月 - ドラム罐工業組合連合会設立。
- 1943年6月 - 東部及び西部各ドラム罐工業組合を改組、ドラム罐工業組合を設立。
- 1944年7月 - ドラム罐工業組合を改組、全日本ドラム罐工業統制組合を設立。
- 1946年3月 - 全日本ドラム罐工業統制組合解散、ドラム罐協議会設立。
- 1947年7月 - ドラム罐協議会、勅令による閉鎖機関に指定され解散。
- 1947年8月 - ドラム罐倶楽部設立(1950年3月解散)
- 1950年4月 - 東部・中部・西部の各ドラム罐倶楽部設立、同年6月ドラム罐倶楽部連合会設立。
- 1952年9月 - 東部、中部、西部各ドラム罐倶楽部およびドラム罐倶楽部連合会解散。
- 1952年9月10日 - ドラム罐工業協会設立。
- 1962年 - ドラム罐工業協会からドラム罐工業会に改称。
- 1987年4月 - ドラム罐工業会からドラム缶工業会に用字変更。