トルクメニスタン独立記念塔

トルクメニスタン独立記念塔とは、トルクメニスタンの首都アシガバートに建てられている記念碑である。総面積は84,500m2[1]

ゴルクト・アタ像と独立記念塔

2001年に、トルクメニスタンの独立10周年を記念してトルコのポリメクス社によって建設された。建物の意匠はトルクメニスタンの伝統的な移動式の住居であるガラオイと、未婚女性が着用する被り物のグッバから着想を得たものである。[1]高さ91mの鉄筋コンクリートの塔の頂上に高さ27mの金メッキが施された鋼製のタワーが設置され、直径10mの展望テラスが設けられているが、これらの数値はトルクメニスタンの独立記念日である「1991年10月27日」に由来する。[2]入り口には4体の兵士の像が置かれ、トルクメニスタン初代大統領のサパルムラト・ニヤゾフの黄金像が設置された噴水につながっている。[2]建物の中には展示ホールがあり、トルクメニスタンの歴史を代表する重要な美術品が展示されている。

記念碑の周囲には、トルクメンの出身である下記の英雄、指導者、詩人の像が置かれている。[2]


脚注

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  1. ^ a b Polimeks”. Polimeks. 2020年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月20日閲覧。
  2. ^ a b c ギュルソユ慈『トルクメニスタン・ファンブック』パブリブ〈ニッチジャーニー〉、2022年6月、24頁。