トヨタ・C+walk
概要
編集トヨタ自動車が、歩行領域の移動支援を目的に開発して製造する、パーソナルモビリティ向け車両である。道路交通法で「移動用小型車」に区分される前1輪と後2輪の3輪車である。
C+walk T
編集2022年10月に発表した立ち乗り車種[1]。DCブラシレスモータによる前輪駆動[2]で走行し、最高速度は10キロメートル毎時 (km/h) 、連続走行距離は約14キロメートル (km)[1] である。
発売時は公道走行不可であったが、2023年5月に一部を改良して2023年4月の改正道路交通法施行に対応し、公道走行が可能となった[3]。改良前モデルは公道走行不可である。
C+walk S
編集2023年3月に発表された着座車種。インホイールモーターによる後輪駆動[4]で走行し、最高速度は6km/h、連続走行距離は約12km[3]で、発売時から公道走行に対応する[3]。
2023年4月に改正道路交通法が施行されて「歩行者」同等となり、操縦に運転免許は不要でヘルメットの装着は義務付けられないが、走行可能な公道は歩道に限定される。動力源の電力を供給する着脱式充電池は、専用充電器を用いて家庭用電源100ボルト (V) で約2.5時間で充電が完了する。
脚注
編集- ^ a b “トヨタ、最高速度10km/hで歩行者と寄り添える3輪バッテリEV「シーウォークティー」”. Car Watch. (2022年10月1日)
- ^ “トヨタ、最高速度10km/hで歩行者と寄り添える3輪バッテリEV「シーウォークティー」”. Car Watch. (2022年10月1日)
- ^ a b c “トヨタ、歩道を走行可能な3輪モビリティ「C+walk S」 インホイールモーター採用で価格49万8000円から”. Car Watch. (2023年3月20日)
- ^ “トヨタ、歩道を走行可能な3輪モビリティ「C+walk S」 インホイールモーター採用で価格49万8000円から”. Car Watch. (2023年3月20日)