トゲドコロ
トゲドコロ(棘野老、Dioscorea esculenta)はヤマノイモ目ヤマノイモ科の植物で、食用となるヤムイモの一種である。別名ハリイモ、クーガイモ、クーガンムなど。
トゲドコロ | |||||||||||||||||||||
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トゲドコロ
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Dioscorea esculenta L. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
トゲドコロ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Lesser Yam |
概要
編集食用で、東南アジアからベトナム、中国南部一帯にかけて栽培されている[1]。日本では沖縄県において栽培されているが、傷つきやすく扱いが難しいため生産量は非常に少ない。その名のとおりに蔓や根にトゲがある。味はよく、甘味があって栄養価も高い。フィリピンでも栽培されており、北部ルソン島では、茹でるのが一般的な食べ方であり、現地でも「トゲ(tugi, tuge)」と呼ばれている。インドネシアでは一般に「グンビリ(gembili)」(バリ島ではubiaung)と呼ばれ、食用の他に、食用色素の原料、皮膚の痣や腫れの塗り薬としても使用されている。
脚注
編集- ^ 『新編 食用作物』星川清親、養賢堂、昭和60年5月10日、訂正第5版、p630