トウゴクミツバツツジ
トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅 学名Rhododendron wadanum)はツツジ科ツツジ属の落葉低木。
トウゴクミツバツツジ | ||||||||||||||||||||||||
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分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Rhododendron wadanum | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅) |
関東の山地に多いことからこの名が付いた。代表種のミツバツツジとは違い、おしべが10本あり、主に5月中旬から6月上旬にかけて咲く。ミツバツツジよりも花期がやや遅い。宮城県から鈴鹿山脈までの太平洋側に分布し、標高の高い場所(概ね標高1,000 m以上)に多いが、北関東以北では鶏足山や矢祭山などの低山地にも分布する。おしべの付け根の部分に腺毛と呼ばれる小さな突起があるのが、他のミツバツツジ類にはない特徴である。
関連画像
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つぼみ
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花
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花と雌しべの腺毛
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葉
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満開
参考文献
編集- 渡辺洋一、高橋修『ツツジ・シャクナゲ ハンドブック』文一総合出版、2018年、58頁。ISBN 978-4-8299-8138-2。
- 南谷忠志、門田裕一、米倉浩司「日本産ミツバツツジ類(ツツジ科)の分類(1)」『植物研究雑誌』第93巻第2号、株式会社ツムラ、2018年4月、75-103頁、doi:10.51033/jjapbot.93_2_10849、ISSN 0022-2062。
- 南谷忠志、門田裕一、米倉浩司「日本産ミツバツツジ類(ツツジ科)の分類(2)」『植物研究雑誌』第94巻第4号、株式会社ツムラ、2019年8月、195-241頁、ISSN 0022-2062。
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)