デ・パンネ (オランダ語: De Panneフランス語: La Panne) は、ベルギーウェスト=フランデレン州にある基礎自治体で、Adinkerkeとデ・パンネそれぞれの町で構成されている。デ・パンネはベルギーでも最西端でフランス国境に近い。

デ・パンネ

De Panne
デ・パンネの旗
デ・パンネの紋章
紋章
デ・パンネの位置(ベルギー内)
デ・パンネ
北緯51度6分0秒 東経2度35分0秒 / 北緯51.10000度 東経2.58333度 / 51.10000; 2.58333
ベルギーの旗 ベルギー
地域 フランデレン地域
言語共同体 フラマン語共同体
ウェスト=フランデレン州
行政区 フールネ行政区
政府
 • 市長 Willy Vanheste
面積
 • 合計 23.90 km2
人口
(2006年1月1日)
 • 合計 10,060人
 • 密度 421人/km2
市外局番 058
ウェブサイト www.depanne.be
海岸部
レオポルド1世の彫像
砂上ヨット

デ・パンネに居住していた著名人として、第一次世界大戦中にはエリザベート王妃、英空軍パイロットのジョン・リデル (John Aidan Liddell) などがいる。リデルは前年の調査飛行での怪我が原因で、1915年8月に27歳の若さでこの地にて没した。

デ・パンネにはテーマパークのPlopsalandがあり、以前はMeli-Parkと呼ばれた場所で子供向けのテーマパークになっている。デ・パンネでは、1898年にデュモン兄弟によってスポーツとしては最初のランドセーリングが考案された地である。

1831年7月17日、ベルギー初代国王レオポルド1世イギリスからフランスのカレーまで航海してデ・パンネに到着した。その航海を記念して彫像が置かれている。