デ・ハビランド ジプシー・メジャー
ジプシー・メジャー(Gipsy Major )、またはジプシー IIIAは、デ・ハビランド・エアクラフトが開発した空冷直列4気筒エンジン。1930年代にデ・ハビランド DH.82 タイガー・モスなど軽飛行機向けのエンジンに使用された。
1932年にロールアウトして以来、ジプシー・メジャーは派生型を含めて14,615基が生産された。第二次世界大戦時はイタリアにおいてアルファロメオ 110の名称でライセンス生産された。
仕様 (Gipsy Major I)
編集出典: [1]
諸元
- タイプ: 空冷直列4気筒
- シリンダー直径: 4.646 in (118 mm)
- ストローク: 5.512 in (140 mm)
- 体積: 373.7 in³ (6.124 L)
- 全長: 48.3 in (1227 mm)
- 全幅: 20.0 in (508 mm)
- 全高: 29.6 in (752 mm)
- 重量: 300 lb (136 kg)(Mk 1F)、322 lb (146 kg)(Mk 1D)
機構
- バルブ: OHV
- 燃料システム: Downdraught Hobson A.I.48 H3M (Mk 1CとMk 7) または H1M (その他の形式)
- 潤滑システム: ドライサンプ、ギア型ポンプ
- 冷却システム: 空冷
性能
関連項目
編集出典
編集脚注
編集- ^ Jane's 1989, p. 276-277
参考文献
編集- Bransom, Alan. The Tiger Moth Story, Fourth Edition. Shrewsbury, UK: Airlife Publishing Ltd., 1991. ISBN 0-906393-19-1.
- Jane's Fighting Aircraft of World War II. London. Studio Editions Ltd, 1989. ISBN 0-517-67964-7
- Lumsden, Alec. British Piston Engines and their Aircraft. Marlborough, Wiltshire: Airlife Publishing, 2003. ISBN 1-85310-294-6.