DR放送交響楽団
（デンマーク国立放送交響楽団から転送）
DR放送交響楽団（デンマーク語: DR Symfoniorkestret[1]、英語: Danish National Symphony Orchestra[2]）は、デンマークの首都コペンハーゲンに本拠を置く、デンマーク放送協会（DR）専属のオーケストラ（放送管弦楽団）。デンマーク放送交響楽団、デンマーク国立交響楽団として知られる。本拠地はDRコンサートホール。
| DR放送交響楽団 | |
|---|---|
 | |
| 基本情報 | |
| 原語名 | DR Symfoniorkestret |
| 出身地 |
 デンマーク デンマーク首都地域 コペンハーゲン |
| ジャンル | クラシック音楽 |
| 活動期間 | 1925年 - |
| 公式サイト |
drkoncerthuset |
| メンバー |
首席指揮者 ファビオ・ルイージ |
概要
編集1925年に設立された世界で最も古い放送局付のオーケストラ[3]。
1930年代からニコライ・マルコ、フリッツ・ブッシュが客演を続けたことでオケの水準を上げた[3]。
ゲーゼやニールセンなど北欧作品はもちろん、放送オケとして様々な演目をこなしている[4]。
歴代首席指揮者
編集- ヘルベルト・ブロムシュテット（1967-1977年）
- ランベルト・ガルデルリ（1986-1988年）
- レイフ・セーゲルスタム（1988-1995年）
- ウルフ・シルマー（1995-1998年）
- ゲルト・アルブレヒト（2000-2004年）
- トーマス・ダウスゴー（2004-2011年）
- ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス（2012-2014年）
- ファビオ・ルイージ（2017年- ）[5]
主要な録音
編集主なレコーディングは、様々な指揮者でシャンドス・レーベルにあるほか、ブロムシュテット指揮でニールセン作品集[4]やグリーグ『ペール・ギュント』、セーゲルスタム指揮でマーラー交響曲全集などがある。
ギャラリー
編集-
本拠地のDRコンサートホール内観 -
夜のDRコンサートホール外観
脚注
編集注釈・出典
編集- ^ “公式サイト（デンマーク語）”. 2021年11月24日閲覧。
- ^ “公式サイト（英語）”. 2021年11月24日閲覧。
- ^ a b 世界のオーケストラ名鑑387 2009, p. 130「デンマーク放送交響楽団」.
- ^ a b 世界の名門オーケストラ 2020, p. 151 デンマーク放送交響楽団.
- ^ 世界のオーケストラ(2)上 ～パン・ヨーロピアン 編～ 2017, p. 91-93「23.デンマーク国立交響楽団」.
参考文献
編集- ONTOMO MOOK『世界のオーケストラ名鑑387』音楽之友社、2009年。
- ONTOMO MOOK『世界の名門オーケストラ』音楽之友社、2020年。
- 上地 隆裕著『世界のオーケストラ(2)上 ～パン・ヨーロピアン 編～』株式会社 芸術現代社、2017年。ISBN 978-4-87463-206-2。
外部リンク
編集- DR Symfoniorkestret - 公式ウェブサイト