デッド オア アライブ エクストリーム2
『デッド オア アライブ エクストリーム2』(デッド オア アライブ エクストリームツー、DEAD OR ALIVE XTREME 2)は、2006年11月22日にテクモよりXbox 360で発売されたバカンスゲーム。略称は「DOAX2」。キャッチコピーは「世界でいちばんかわいい♥」。
ジャンル | バカンス・スポーツゲーム・カジノゲーム・レースゲーム |
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対応機種 | Xbox 360 |
開発元 | Team NINJA |
発売元 | テクモ |
プロデューサー |
兼松聡、John INADA 江原克則(プロデューサー&ディレクター) |
ディレクター |
中城謙一郎(背景D) 齊藤豊(プリレンダムービーD) |
デザイナー |
板垣伴信(制作総指揮) 大西正人(チーフプランナー) 杉山忍、新堀洋平、他3名(プランナー) 岡本好古(テストプレイマネージャー) 猿楽庁(技術協力) 安田善巳(チーフエグゼクティブオフィサー) |
シナリオ | 北裏龍次(プリレンダームービー監督・脚本) |
プログラマー | 佐渡毅史(チーフP)、前田泰志、他9名 |
音楽 |
稲森崇史(サウンドディレクター) 齋藤匠(サウンドコンポーザー) |
美術 |
中倉康(チーフキャラクターデザイナー) 加藤英之、他7名(キャラクターデザイン) 久保匡史、他4名(背景D) 堀内良樹、他6名(アイテムD) 宮本佑子(エフェクトD) Tom Lee(タイトルロゴ&パッケージD) 杉本圭子(アートワーク) |
シリーズ | デッド オア アライブ シリーズ |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | 専用DVD-ROM |
発売日 |
2006年11月22日、廉価版 2007年11月1日 2006年11月13日 2006年12月7日 2006年12月8日 |
対象年齢 |
CERO:D(17才以上対象) ESRB:M(17歳以上) ACB:PG PEGI:12+ USK:12(12歳未満提供禁止) |
コンテンツアイコン | セクシャル |
ダウンロードコンテンツ | あり |
デバイス | ヘッドセット |
アスペクト比 | 16:9 |
解像度 | HDTV |
サウンド | ドルビーデジタル (5.1ch) |
その他 | Xbox Live、1セーブHDD限定[注 1]、ボイスチャット |
概要
編集『デッド オア アライブ エクストリーム ビーチバレーボール』の好評を受けて製作された『デッド オア アライブ シリーズ』のバカンスゲーム第2弾。『デッド オア アライブ4』から「こころ」が新たに招待された。“DEAD OR ALIVE 10th ANNIVERSARY”記念作品の一つで、板垣伴信が手掛けた全DOAタイトル中の最後になった作品でもある。
アクティビティに水上オートバイレース、ビーチ・フラッグス、ウォータースライダー、どんけつゲーム、綱引きなどが追加されたり、なかよし度の高い状態でパートナーに水着をプレゼントした時(あるいはパートナーが着用しているのと同じ水着に着替えた時)にランダム確率で「魔女っ子システム」という着替えイベントが発生するようになり、各キャラクターごとの価値観に関係なくその水着を好んで着用してくれるようになった。
水着数は全308着に増え、前作で好評を博したヴィーナス系を含む過激なデザインの水着には、バリエーションの「フォーチュン」と「アルテミス」、貝殻ビキニ系の「ゴッドファーザー」、Gストリングで成っているワンピース系の「ダイアモンド」、もはや布地が申し訳程度にしか存在しないマイクロキニ系の「エレクトラ」といった新種が増えた。一方、「アンドロメダ」などの競泳水着系と、「エコー」などのスクール水着系が増額し100万ザック種に含まれるようになった。
さらに前作とは逆に『デッド オア アライブ アルティメット』や『DOA4』における格闘ゲーム側のものが移植され、かすみのセーラー服(2色)が「さくら(たんぽぽ)」、レイファンの旗袍が「オストリッチ/グリーブ/サンダーバード/スラッシュ/ターミガン」(赤/白/青/黒/金)、かすみ&あやねの体操着がこころの「ココナッツ」、ヒトミのテニスウェアと体操着が「クラックス(デルフィヌス)」とこころの「マスカット」、こころの私服が「シトロン(カシス)」などの名称で水着化されたりもした。
後年には、かすみの「ゼラニウム」、レイファンの「パートリッジ」「フィンチ」、あやねの「レプラコーン」「ニクシー」、エレナの「ロブ・ロイ」、クリスティの「ジャスパー」「フローライト」、こころの「グアバ」などが『BJ』(太字で示した物)や『5シリーズ』に移植された。他の物は『デッド オア アライブ パラダイス』を参照のこと。
また、今作ではなかよし度を限界近くまで高めたり、複雑かつ特別な条件を満たすことで「ペアグラビア」「レアグラビア」「コテージグラビア」などのイベントが発生し、人物相関図で激しく嫌悪し合っている相手とのフィジカルインティマシーを見られるものもある。カジノにあるスロットのクリスティ台で条件を満たすと「ポールダンスグラビア」が開放される。
Xbox Liveのオンラインモードは『4』とほぼ同一の仕様で実装。また、発売後のアップデートにて「クリスタル・ブティック」と名付けられた現実の電子商店街への行き来が可能となり、電子マネーのマイクロソフトポイントを使っての有料DLCによる収集も出来るようになった(未開放アクティビティのチケット=100MSP、35着前後の水着セット=200または400MSP、アクセサリーの全種類セット=400MSPなど)。
細かい点では、日焼け対策をせずに一定期間を過ごすと着用していた水着跡が素肌に残るようになった。また、宿泊場所をリゾートホテル仕様の「ジェムストーン・スイート」、高級水上コテージ仕様の「シーブリーズ・コテージ」、オーシャンビュー仕様の「ムーンライト・リーフ」から選べるようになったと同時にキャラクターごとの好みが設定され、違うホテルを選ぶと僅かながらプレゼント率やなかよし度が下がっていくようになった。
アイテム使用後のコメントには裏設定を明かしている物が多く、プロフィールにも記されていない未公開情報を知ることができる(パソコンという物を知らなかったかすみ、ティナの電子レンジ音痴っぷり、ラジコン飛行機でインメルマンターンを決められるあやね、実は絵が下手だったエレナ、『4』でのデモつながりかキャベツで同種の反応に至るレイファンとヒトミ、昔は画家になりたかったクリスティ、ソフトクリームを食べると歯科に行かなきゃとあせるリサ、オンラインゲームで世界中に友達をつくったこころ、他多数)。
廉価版
編集- DEAD OR ALIVE XTREME 2 PLATINUM COLLECTION
- 日本の廉価版。
グッズ
編集- SATOMI'(後のSATOMi)「Orange canvas 〜秋の空のしたで〜」 青空レコード
- コマーシャルメッセージのタイアップ曲。
- DEAD OR ALIVE XTREME 2 BEST SHOT
- ソフトバンククリエイティブ、2007年1月31日発売、ISBN 978-4-7973-3941-3
- デッド オア アライブ エクストリーム 2 オフィシャルガイド -MASTER FILE-
- エンターブレイン、2007年2月16日発売、ISBN 978-4-7577-3400-5
企画
編集- DOA 10th ANNIVERSARY CARD
- かすみ・ヒトミ・あやねがデザインに採用されたオリエントコーポレーションとのタイアップ[1]。
脚注
編集注釈
編集- ^ Xbox 360で発売されたテクモのソフトは、メモリーユニットでセーブすることができず、本体のHDDでしか記録を残せない仕様になっている。
出典
編集- ^ “DOA 10th ANNIVERSARY CARDのお申込にあたって”. 2013年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月13日閲覧。
外部リンク
編集- DEAD OR ALIVE Xtreme 2 - ウェイバックマシン(2009年1月16日アーカイブ分)