ディフューザー
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ディフューザー (Diffuser)、デフューザーとも
拡散・散布・弥漫(Diffuse)を促す媒体物。
一般名詞
編集- 撮影に用いる照明機材のひとつ。(英語版 : Diffuser (optics))光源と被写体の間に置くことで、直射日光や人工光源(白熱灯、フラッシュ、HIDランプなど)の指向性を弱め、被写体上の反射と影の差(露光比)を小さくする。
材質には、白色の薄布、パラフィン紙やトレーシングペーパー、乳白色や梨地のガラス、樹脂板、ビニールシートなど、露光量の低下が少なく、色に影響の無いものが用いられる。発熱の大きい光源に直接掛ける場合は耐熱性も必要。ラティチュードも参照。 - 懐中電灯や照明器具に装着して光源の指向性を弱め広範囲を照らす。
- 自動車用の空力パーツ。レーシングカーやスポーツカーなどの車体の後部に装着して、車体下面を通る空気の吸い出しを促進させ、ダウンフォースを発生させる部品。ディフューザー (自動車)を参照。
- 香りを拡散するための器具。単なる芳香の為[注 1]やアロマセラピーで利用される。アロマディフューザー。
- 空調の分野における、空気の吹き出し器具。空調吹き出し口に用いられ、流量を調節しつつ全周に均等な配風を行う。アネモスタットなど(AnemostatはMESTEK,INC.の登録商標)。
- ジェットエンジンに圧縮された空気を適度な速度で燃焼室へ送るために減速する部分。ジェットエンジン#ディフューザーを参照。
固有名詞
編集脚注
編集注釈
出典