ディズニーランド・モノレール
ディズニーランド・モノレール(Disneyland Monorail System)は、ディズニーランド(ディズニーランド・リゾート)にあるアトラクション、交通機関の名称。
概要
編集ディズニーランド・モノレール Disneyland Monorail System | |||
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オープン日 | 1959年6月14日 | ||
スポンサー | なし | ||
所要時間 | 11分 | ||
利用制限 | なし | ||
ファストパス | 対象外 | ||
シングルライダー | 対象外 |
ウォルト・ディズニーは昔からモノレールという、当時としては新しいシステムの乗り物に対し興味を持っていた。そこで1958年に、ロサンゼルスにモノレールを造るという計画がある事を知るとウォルトは是非ディズニーランドで建設を行ってほしいと要望し、自身のチームであるウォルト・ディズニー・イマジニアリングに建設を開始させた。
ディズニーランド・モノレールは西半球で初めての実用的交通機関であるモノレールとして、1959年6月14日に開業した。グランドオープンには、当時アメリカ合衆国副大統領だったリチャード・ニクソンも立ち会い、彼の娘であるトリシアとジュリーの姉妹がテープカットをした[1]。当初はディズニーランド内のトゥモローランドを巡るコースだったが、後にディズニーランド・ホテルまで延長、さらに2001年にディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーが開業した際にも走路が一部変更された。駅はトゥモローランド内とダウンタウン・ディズニーの2カ所にあり、パークチケットを持っていれば誰でも無料で乗車することが出来る。
なお、当初の名前はディズニーランド・アルヴェーグ・モノレールであった。これはモノレールがゴムタイヤを用いコンクリート製の線路を跨いで走るアルヴェーグ式と呼ばれるものであったためである。この方式はのちにシアトル・センター・モノレール、犬山モノレール、東京モノレールなどで採用されている。なお、東京ディズニーリゾートのディズニーリゾートラインではこれを改良した日本跨座式が用いられている。
モノレールの車体は、開業から現在に至るまで何度かデザインなどが変更されており、それぞれにナンバリングがされている。2017年現在使われている車体はマークⅦと呼ばれているものであり、色は赤、青、オレンジの3色である。
ステーション
編集ダウンタウン・ディズニー内にはいくつものショップやレストランなどが立ち並び、さらにディズニーランド・モノレールの駅もあるため、パークのチケットを持っていればここからディズニーランドのトゥモローランド内やディズニーランド・ホテルの直通移動が出来る。
ステーションの種類
編集脚注
編集関連項目
編集- ウォルト・ディズニー・ワールド・モノレール・システム - オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるモノレール
- 舞浜リゾートラインディズニーリゾートライン - 舞浜の東京ディズニーリゾートにあるモノレール
- 迪士尼線 - 香港ディズニーランドへの鉄道路線。