テレサ・リベラ・ロドリゲススペイン語: Teresa Ribera Rodríguez1969年5月19日 - )は、スペインマドリード出身の法学者弁護士政治家。2018年から2020年まで第1次サンチェス内閣の環境移行大臣を務め、2020年から2021年まで第2次サンチェス内閣の第4副首相と環境移行・人口統計大臣を務めた。2021年7月12日から第2次サンチェス内閣(改造)の第3副首相を務めている。

テレサ・リベラ
Teresa Ribera Rodríguez
生年月日 (1969-05-19) 1969年5月19日(55歳)
出生地 マドリード
出身校 マドリード・コンプルテンセ大学
前職 法学者弁護士
所属政党 スペイン社会労働党(PSOE)

環境移行大臣
在任期間 2018年6月7日 - 2020年1月13日

在任期間 2019年5月21日 - 現職

環境移行・人口統計大臣
在任期間 2020年1月13日 - 現職

第4副首相
在任期間 2020年1月13日 - 2021年7月12日

第3副首相
在任期間 2021年7月12日 - 現職
テンプレートを表示

経歴

編集

1969年にマドリードに生まれ、マドリード・コンプルテンセ大学で法学を学んで卒業した後、政治・憲法研究センター英語版で憲法法と政治学のディプロマを取得した。スペイン勧業省英語版の官僚として勤務する傍らで、マドリード自治大学で公法・法哲学科の准教授を務めている[1]。2004年から2008年には気候変動局の事務局長を務め、2008年から2011年にはスペイン社会労働党第2次サパテロ内閣で気候変動担当国務長官(農業漁業食料省)を務めた[2]。2014年から2018年には、フランス・パリの持続可能開発・国際関係研究所(IDDRI)でディレクターを務めた。

サンチェス内閣

編集
 
左からイネス・サバネス、リベラ、マドリード市長マヌエラ・カルメーナ・カストリージョ(2018年7月3日)

2018年6月1日に国民党(PP)のマリアーノ・ラホイ首相の不信任決議案が可決され、6月7日に社会労働党のペドロ・サンチェスが首相に就任して第1次サンチェス内閣が発足すると、リベラは環境移行大臣に就任した[3]。なお、第1次サンチェス内閣では閣僚17人のうちリベラを含む11人が女性である[4]

それまでは民間人閣僚の立場だったが、2019年5月21日にはスペイン下院議員に就任した。2020年1月13日に第2次サンチェス内閣が発足すると、リベラは第4副首相と環境移行・人口統計大臣に就任した[5][6][7][8]

2021年7月12日に内閣改造が行われた際には第4副首相を退任し、環境移行・人口統計大臣との兼任で第3副首相に就任した。

脚注

編集

外部リンク

編集