テトリグルジア語: თეთრი)とは、ジョージアで1995年から流通し始めた使用されている補助通貨

テトリ(「白」)という名称は、古代および中世のグルジアで知られる、などの硬貨を意味する用語から採用された。 「テトリ」という用語の複数形は「テトレビ」であるが、グルジア語では量が指定されている場合、単数形を用いるため、実際には「テトリ」の複数形は単に「テトリ」である。

場合によっては、テトリはソビエト時代のロシアの小数通貨コペイカに由来する「カピキ」と非公式に呼ばれる。

100テトリ=1ラリ

ギャラリー

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ジョージアで鋳造された現代の貨幣
(3.78ピクセル/ミリメートルまたは96ピクセル/インチで画像をレンダリングする場合は、ほぼ実際の硬貨のサイズで表示される)

   1テトリ(1993年に鋳造開始、2021年1月1日流通停止、2022年1月1日失効)[1]

直径 15.0ミリメートル
厚さ 1.25ミリメートル
素材 ステンレス鋼
重量 1.38グラム

   2テトリ(1993年に鋳造開始、2021年1月1日流通停止、2022年1月1日失効)[2]

直径 17.5ミリメートル
厚さ 1.25ミリメートル
素材 ステンレス鋼
重量 1.90グラム

   5テトリ(1993年に鋳造開始)

直径 20.0ミリメートル
厚さ 1.32ミリメートル
素材 ステンレス鋼
重量 2.50グラム

   10テトリ(1993年に鋳造開始)

直径 22.0ミリメートル
厚さ 1.27ミリメートル
素材 ステンレス鋼
重量 3.00グラム

   20テトリ(1993年に鋳造開始)

直径 25.0ミリメートル
厚さ 1.62ミリメートル
素材 ステンレス鋼
重量 5.00グラム[3]

   50テトリ(1993年に鋳造開始)

直径 19.0ミリメートル
厚さ 1.40ミリメートル
素材 
重量 2.50グラム

   50テトリ(2006年に鋳造開始)

直径 24.0ミリメートル
厚さ 不明
素材 銅ニッケル合金
重量 6.50グラム

出典

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  1. ^ 現在では現金支払いの場合、テトリ単位の一の位については計算上の金額に対し二捨三入七捨八入の扱いとなる。
  2. ^ 現在では現金支払いの場合、テトリ単位の一の位については計算上の金額に対し二捨三入七捨八入の扱いとなる。
  3. ^ "ジョージア国立銀行から20テトリ貨幣の製造を受注しました". 造幣局 (日本). 2016年10月5日. 2019年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧