テコドントサウルス (Thecodontosaurus) は三畳紀後期のグレートブリテン島(現在のイギリス)に生息していた原竜脚類恐竜。全長は1〜2.5mで原竜脚類の中では最も小さい種。原竜脚類の中で最も原始的な原竜脚類で原竜脚下目ではなく、上位の竜脚形亜目の直下に分類している説も存在する。

テコドントサウルス
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 竜脚形亜目
Sauropodomorpha
下目 : 原竜脚下目?
 ?Prosauropoda
: テコドントサウルス科
Thecodontosauridae
: テコドントサウルス
Thecodontosaurus
  • T. antiquus

体形はほっそりしており、首や尻尾が長く、原始的な鳥盤類に似た外見を持っている。また、大きい目や、鋭い鉤爪を持っていた。

世界で5番目に早く正式な名前が付けられた。貴重な化石がいくつもあったが、第二次世界大戦によって、テコドントサウルスの化石が大幅に失われた。

脚注

編集

関連項目

編集