ティモシー・カールトン
ティモシー・カールトン(英: Timothy Carlton、本名:ティモシー・カールトン・コングドン・カンバーバッチ[1]、1939年10月4日 - )はイングランドの俳優。妻ワンダ・ヴェンサム、息子ベネディクト・カンバーバッチも同じく俳優である。
ティモシー・カールトン Timothy Carlton | |
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本名 | Timothy Carlton Congdon Cumberbatch[1](ティモシー・カールトン・コングドン・カンバーバッチ) |
生年月日 | 1939年10月4日(85歳) |
出生地 | イングランド、バークシャー、レディング |
職業 | 俳優 |
配偶者 |
ワンダ・ヴェンサム(結婚 1976年) |
著名な家族 |
ベネディクト・カンバーバッチ(息子) ソフィー・ハンター(義理の娘) ヘンリー・カールトン・カンバーバッチ(父) ヘンリー・アーノルド・カンバーバッチ(祖父) |
俳優になるまで
編集カールトンはバークシャー・レディングで、母ポーリーン・エレン・レイン(旧姓コングドン)[注釈 1][1]、父ヘンリー・カールトン・カンバーバッチの間に生まれた。父は2度の世界大戦で勲章を授与された海軍士官で、またロンドン上流社会の名士でもあった。祖父に当たるヘンリー・アーノルド・カンバーバッチは、聖マイケル・聖ジョージ勲章を受けた人物で、ヴィクトリア女王時代に駐スミュルナ総領事を務めた[2][3]。ドーセット・シェアボーンのシェアボーン・スクール出身である[4]。
キャリア
編集カールトンは舞台俳優として長いキャリアを持っている( "Her Royal Highness..?" (en) [5]など)。またテレビ番組にも数多く出演しており、BBCでは1966年以来、シットコムの『エグゼクティブ・ストレス』(1986年)、『ネクスト・オブ・キン』(1995年 - 1997年)、テレビ映画『スカーレット・ピンパーネル』(1982年)[注釈 2]などに出演している。映画では『水滴』(1968年)、『ブレイキング・オブ・バンボ』(1970年)、『ザット・ラッキー・タッチ』(1975年)、『ハイ・ロード』(1983年)、『パーティング・ショッツ』(1999年)などに出演している。また近年では、『ダウントン・アビー』シーズン2にカメオ出演している[6][7]。現在は1927年創業・ロンドンの舞台エージェント会社、スーザン・エンジェル・アンド・ケヴィン・フランシス有限会社[注釈 3]と契約を結んでいる[8]。
私生活
編集カールトンは、女優のワンダ・ヴェンサムとドラマ『ア・ファミリー・アット・ウォー』撮影中の1970年に出会い[9]、1976年4月に結婚した[10]。ヴェンサムとは1973年放送の『ロータス・イーターズ』や、『SHERLOCK(シャーロック)』(2014年 - )で共演しているが、後者では実の息子ベネディクト・カンバーバッチとも共演している[11][12]。
2015年にはカンバーバッチに第1子となる息子が生まれたと報じられたが、この息子の名前は、祖父に当たるカールトンの名前からも取られている[13]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c “Pauline CUMBERBATCH”. Deceased Estates. thegazette.co.uk (2008年4月11日). 2014年10月2日閲覧。
- ^ Alison Boshoff (29 March 2013). “Sherlock Holmes and the mystery of why he's so shy about his illustrious looks”. The DailyMail 1 June 2013閲覧。
- ^ Cumberbatch, Robert (13 December 2007). “Commander Henry Carlton Cumberbatch”. Cumberbatch Family History, Cumberbatch Genealogy and Cumberbatch Ancestry. Cumberbatch family history site. 17 October 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。2 January 2014閲覧。
- ^ “Sherborne’s Turing-Cumberbatch Connection”. The Old Shirburnian Society (2014年11月27日). 2017年8月7日閲覧。
- ^ “Her Royal Highness”. レイ・クーニー. 2017年8月7日閲覧。
- ^ kaidrawatchのツイート(484629156819263488)
- ^ ブレイディみかこ (2014年1月6日). “「SHERLOCK シャーロック」新シリーズにカンバーバッチの両親がカメオ出演!”. Movie Walker. 2017年8月7日閲覧。
- ^ “Spotlight: TIMOTHY CARLTON”. spotlight.com. 2017年8月7日閲覧。
- ^ Passingham, Kenneth (22 March 1975). “It's good news to know I'm still fanciable”. TV Times: 21–22.
- ^ Ancestry.com. England & Wales, Marriage Index: 1916-2005 [database on-line]. Provo, UT, USA: Ancestry.com Operations Inc, 2008. Original data: General Register Office. England and Wales Civil Registration Indexes. London, England: General Register Office.
- ^ “Sherlock: Benedict Cumberbatch 'so proud' of parents”. The Telegraph. (2 Jan 2014)
- ^ “ベネディクト・カンバーバッチの両親だけでなく、プロデューサーの息子も出演している”. ドラマ「SHERLOCK シャーロック」のトリヴィア24. Elle girl. p. 11/24 (2017年1月25日). 2017年8月7日閲覧。
- ^ 鯨岡孝子 (2015年9月2日). “ベネディクト・カンバーバッチ、長男の名前はクリストファー・カールトン!”. シネマトゥデイ. 2017年8月7日閲覧。
外部リンク
編集- “Spotlight: TIMOTHY CARLTON”. spotlight.com. 2017年8月7日閲覧。
- McAlpine, Fraser (2013年4月). “The Full Dynastic Heritage Of Benedict Cumberbatch”. Anglophenia. BBCアメリカ. 2017年8月7日閲覧。
- Timothy Carlton - IMDb