チャールズタウン (ネイビス島)

チャールズタウン(Charlestown)とは、カリブ海に浮かぶ国、セントクリストファー・ネイビスネイビス島にある町。ネイビス島の首都である[1]セントポール・チャールズタウン教区のほぼ全域を占めるほか、セントトーマス・ローランド教区にも一部広がっている。人口は2,152人(2015年[2])。

チャールズタウン
Charlestown
メインストリート(2005年撮影)
メインストリート(2005年撮影)
位置
の位置図
座標 : 北緯17度8分35秒 西経62度37分37秒 / 北緯17.14306度 西経62.62694度 / 17.14306; -62.62694
行政
セントクリストファー・ネイビスの旗 セントクリストファー・ネイビス
 島 ネイビス島の旗 ネイビス島
 行政教区 セントポール・チャールズタウン教区セントトーマス・ローランド教区
 町 チャールズタウン
地理
面積  
  町域 1.401 km2
人口
人口 (2015年現在)
  町域 2,152人
    人口密度   1,536人/km2
その他
等時帯 大西洋標準時 (UTC-4)
夏時間 なし
ネイビス歴史博物館。アレクサンダー・ハミルトンの生家跡に建設された。

1660年に町の建設がはじまり、ジンジャー・ブレッド建築様式の家屋など、町並みはイギリス植民地時代の面影を残す。小さな町だが観光客も訪れる。

アメリカ合衆国憲法の草案者アレクサンダー・ハミルトンの出生地でもある[3]。彼が12歳まで暮らしていた家は、ジョージ王朝様式で1680年に造られた。1840年地震で崩壊、その後再建されて、博物館として現在でも残っている。

この他には、若き日のネルソン提督の軌跡を伝えるホレーショ・ネルソン博物館や、1778年からあった温泉の上のホテルの廃墟バス・ハウスネイビス博物館フォート・チャールズ砦などがある。

また、ユダヤ人墓地があり、チャールズタウンはカリブで最も古いシナゴーグが所在する場所の一つだった。17世紀にユダヤ人ブラジルからネイビス島及びリーワード諸島へ、サトウキビを育てる為に、当時最新の加工の技巧を持ち込んだ。

脚注

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  1. ^ Nevis”. Worldstatemen.org. 2021年8月15日閲覧。
  2. ^ Charlestown, Saint Kitts And Nevis”. City Facts.com. 2021年8月15日閲覧。
  3. ^ "Everybody's Person of the 20th century: St. Kitts & Nevis," Robert Bradshaw, Everybody's Vol: 23 Issue: 11 ISSN 1072-3099 December 1999 pp. 32–