チシマゼキショウ科
チシマゼキショウ科(チシマゼキショウか、学名:Tofieldiaceae)は、単子葉植物の科の一つ。北半球の温帯・寒帯に3 - 5属27種が分布する。
チシマゼキショウ科 | |||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||
Tofieldiaceae Takht. 1995 |
従来はユリ科などに含められたが、APG植物分類体系ではオモダカ目に置いている。日本にはイワショウブ属・チシマゼキショウ属の4種がある。種子に突起物を有することを特徴としており、特にイワショウブは多種と比べ巨大な突起物を有することが認められている。
分類
編集- Pleea - フロリダ周辺にPleea tenuifolia1種のみ
- Harperocallis - フロリダに1種、南米北部に10種(syn. Isidrogalvia)[1]
- Triantha イワショウブ属 - 北米に3種、日本にイワショウブ1種
- Tofieldia チシマゼキショウ属 - チシマゼキショウ、ハナゼキショウ等、約10種
系統
編集次のような系統樹が得られている[2]。
チシマゼキショウ科 |
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脚注
編集- ^ Lisa M. Campbell, Laurence J. Dorr (2013). “A synopsis of Harperocallis (Tofieldiaceae, Alismatales) with ten new combinations”. PhytoKeys 21: 37-52. doi:10.3897/phytokeys.21.4859.
- ^ Azuma, Hiroshi, and Hiroshi Tobe (2011). “Molecular phylogenetic analyses of Tofieldiaceae (Alismatales): family circumscription and intergeneric relationships”. Journal of plant research 124 (3): 349-357. doi:10.1007/s10265-010-0387-5.