ダンスパーティー
多人数でダンスを楽しむ催し
ダンスパーティー(Dance party)とは、多人数でダンスを楽しむ催し[1]。昭和初期〜中期には主に社交ダンスの場の名称に用いられ[2]、「ダンパ」の略称も生まれた[3]。当時のヒット曲に林伊佐緒の『ダンスパーティーの夜[4]』(1950年)がある。昭和後期以降はディスコやクラブ、コスプレイベントでの催しにも用いられるようになった[3]。和製英語ではなく[5]、欧米でも用いることがあるが、社交ダンスイベントを指す場合は単に「a dance」と呼ぶのが一般的である[6]。
クラブカルチャーにおけるダンスパーティー
編集バー、ナイトクラブなどで、ポップ、ディスコ、エレクトロニカ、ハウス、テクノ、トランスなどのダンスミュージックによってダンスをするもの。
楽曲は通常、ディスクジョッキーによって選曲・演奏され、PAシステムなど強力な音響設備によって流される。ダンスによる自己表現が不可欠であるため、参加者間の会話は重要ではない。
10代後半など若者に人気がある。通常、夜に行われ、ストロボスコープなど照明による演出を伴う。
興奮を高めるためにエクスタシー(MDMA)などの違法な薬物乱用が行われる場合もあり、社会問題となることがある。