ダリオ・ヴィドシッチ
ダリオ・ヴィドシッチ(Dario Vidošić, 1987年4月8日 - )は、ユーゴスラビア(現・クロアチア)出身の元オーストラリア代表のプロサッカー選手。現役時代のポジションはミッドフィールダー。
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FCシオン時代のヴィドシッチ(2014年) | ||||||
名前 | ||||||
ラテン文字 | Dario Vidošić | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
オーストラリア クロアチア | |||||
生年月日 | 1987年4月8日(37歳) | |||||
出身地 | ユーゴスラビア オシエク | |||||
身長 | 185cm | |||||
体重 | 75kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | MF | |||||
ユース | ||||||
2000-2005 | クイーンズランド・ロアーFC | |||||
2006 | AISフットボール | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2006-2007 | ブリスベン・ロアー | 17 | (5) | |||
2007-2011 | ニュルンベルク | 30 | (3) | |||
2010 | デュースブルク | 12 | (1) | |||
2011 | アルミニア・ビーレフェルト | 14 | (1) | |||
2011-2013 | アデレード・ユナイテッド | 51 | (15) | |||
2013-2015 | シオン | 46 | (8) | |||
2015-2016 | ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ | 28 | (4) | |||
2016 | 遼寧宏運 | 13 | (2) | |||
2017 | 城南FC | 7 | (0) | |||
2017-2018 | ウェリントン・フェニックス | 10 | (4) | |||
2018-2019 | メルボルン・シティ | 31 | (8) | |||
2019-2020 | ATK | 0 | (0) | |||
2021-2022 | モアランド・ゼブラス | 12 | (5) | |||
2022 | ポート・アデレード | 1 | (0) | |||
代表歴 | ||||||
2006 | オーストラリアU-20 | 8 | (2) | |||
2007-2008 | オーストラリアU-23 | 14 | (2) | |||
2009-2014 | オーストラリア | 23 | (2) | |||
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経歴
編集クラブ
編集両親ともにクロアチア人で、クロアチア系オーストラリア人。実父のラド・ヴィドシッチ(en)も元サッカー選手で、ダリオが生まれてすぐに家族でユーゴスラビアからオーストラリアに移住した[2]。
ユース時代にはクイーンズランド・ロアーFCやオーストラリア国立スポーツ研究所に所属していた。
2006年にブリスベン・ロアーFCと1年契約を結び、プロデビューを果たす。2007年にブンデスリーガの1.FCニュルンベルクに完全移籍しドイツへ渡った。2010年にMSVデュースブルク、2011年にはアルミニア・ビーレフェルトにレンタル移籍してプレーした。
2011年からオーストラリアに帰国し、アデレード・ユナイテッドFCと契約した。
2013年8月26日、FCシオンに移籍した。
2015年9月21日、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCに移籍した。
2016年6月22日、遼寧宏運足球倶楽部に移籍した。
2017年2月17日、城南FCに移籍した。
2017年8月4日、父のラドが6月からコーチを務めているウェリントン・フェニックスFCに1年契約で移籍したが、その僅か4か月後に父と共にクラブを退団。メルボルン・シティFCへ加入した[3]。
2019年7月、インディアン・スーパーリーグのATKへ移籍[4]。
豪州代表
編集北京オリンピックの豪州代表メンバーから落選した後の2008年7月、母国クロアチアのA代表チームを選択する意向を公表したが、FIFA規約の第18条[5]により、ヴィドシッチが21歳を越えていた為にユース代表としてプレーしていたオーストラリア代表からの国籍変更は適わなかった。
2009年6月17日、2010 FIFAワールドカップ・アジア最終予選の日本戦で84分から途中出場し、オーストラリア代表デビューを飾った。2010年5月24日、親善試合のニュージーランド戦で代表初ゴールを記録。その後2010年、2014年とFIFAワールドカップのメンバーに2大会連続で選出された。
脚注
編集- ^ “비도시치”. K League. 2023年11月4日閲覧。
- ^ “Dario Vidosic selected in Socceroos squad for Ireland clash” (英語). The Courier-Mail (2009年8月). 2012年3月16日閲覧。
- ^ “Dario Vidosic joins Melbourne City after leaving Wellington Phoenix” (英語). Stuff.co.nz. 2018年2月2日閲覧。
- ^ “ATK sign Australian midfielder Dario Vidosic” (英語). The Times Of India (2019年7月22日). 2019年8月29日閲覧。
- ^ “TO THE MEMBERS OF FIFA” (英語). FIFA.com. 2009年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月16日閲覧。