ダブル・オーレコード
かつて存在したソニーミュージック傘下のレコードレーベル
Oo RECORDS(ダブル・オーレコード)は、かつて存在したソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)傘下の音楽ソフト制作会社およびレコードレーベル。ロゴはOoの一筆書き。
1994年設立。SME副社長やSMEアクセル社長などを歴任した稲垣博司が代表取締役[1][注釈 1]を、音楽家の大瀧詠一が取締役を務めた。1997年には法人としての活動を停止し、ソニーレコード(現・Sony Music Labels)のレーベルとなった[注釈 2][注釈 3]。レーベルとしては1998年5月に発売された鈴木蘭々のシングル『キミとボク』(SRDL-4484)まで用いられている。
かつての所属アーティスト
編集レーベル
編集- Yoo-Loo(ユー・ルー)
- ナイアガラ・レーベルのサブレーベルで、アルバム『大瀧詠一』(OOCO-1、1995年再発盤)、大瀧がプロデュースした渡辺満里奈/植木等のスプリット盤『うれしい予感/針切じいさんのロケン・ロール』(OODO-5001)、渡辺満里奈・アルバム『Ring-a-Bell』(OOCO-15)リリース。1997年11月、アルバム2枚がSony Recordsより再発(レーベルは継続)。
- 名称は「養老(ようろう)の滝」が由来とされるが、商標登録の都合から読みを変えていた。
- ナイアガラ・レーベルのサブレーベルで、アルバム『大瀧詠一』(OOCO-1、1995年再発盤)、大瀧がプロデュースした渡辺満里奈/植木等のスプリット盤『うれしい予感/針切じいさんのロケン・ロール』(OODO-5001)、渡辺満里奈・アルバム『Ring-a-Bell』(OOCO-15)リリース。1997年11月、アルバム2枚がSony Recordsより再発(レーベルは継続)。
- Hexagon Records(ヘキサゴンレコーズ)
- 芸能事務所ヘキサゴン所属アーティスト専門レーベル。後にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)へ移管されるが程なく活動停止。
関連項目
編集- ナイアガラ・レーベル - 大瀧詠一のプライベートレーベル。
脚注
編集注釈
編集- ^ その後、稲垣はワーナー エンターテイメント ジャパン社長、エイベックス・グループ・ホールディングス取締役などを務めた。
- ^ ダブル・オーの規格品番はアルバムが「OOCO-xx」、シングルが「OODO-50xx」であったが、1997年11月までに全てソニーレコードの品番(アルバムが「SRCL-xxxx」、シングルが「SRDL-xxxx」)に変わった。
- ^ なお、法人活動停止後のレーベル名表記は『Sony Records/Sony Music Entertainment (Japan) Inc.』であったが、後に『Oo Records/Sony Music Entertainment (Japan) Inc.』の表記に戻された。
- ^ a b Sony Recordsの規格品番になってからのリリース
- ^ 1997年 - 1998年の再結成時。それ以前はCBS・ソニーに在籍。その後、活動停止を経て、2001年にハピネットに移籍し活動再開。
出典
編集- ^ “第2回 稲垣 博司 氏”. Musicman-NET. 2011年10月3日閲覧。