ダイエス空軍基地(ダイエスくうぐんきち、: Dyess Air Force Base)は、テキサス州アビリーンに位置するアメリカ空軍の基地である。B-1B戦略爆撃機を運用する第7爆撃航空団英語版が所在している。

ダイエス空軍基地
Dyess Air Force Base
IATA: DYS - ICAO: KDYS
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 テキサス州アビリーン
種類 軍用
運営者 アメリカ空軍
標高 545.6 m (1,790 ft)
座標 北緯32度25分15秒 西経99度51分17秒 / 北緯32.42083度 西経99.85472度 / 32.42083; -99.85472
公式サイト www.dyess.af.mil
地図
ダイエス空軍基地の位置
ダイエス空軍基地の位置
DYS/KDYS
ダイエス空軍基地の位置
ダイエス空軍基地の位置
DYS/KDYS
ダイエス空軍基地の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
16/34 4,114×91 アスファルト
164/344 1,066×18 アスファルト
163/343 1,066×18 草地
出典:FAA[1]
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概要

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1942年、アメリカ陸軍航空隊はアビリーン郊外に新しい飛行場としてタイ陸軍飛行場の建設を着工、同年12月18日の開設時にはアビリーン陸軍航空基地の名称となっていた[2]。1943年4月8日にはアビリーン陸軍飛行場へ名称変更され、飛行訓練学生の訓練基地として運用を開始し、第二次世界大戦後の1946年1月31日に基地は閉鎖された[2]

アメリカ陸軍からアメリカ空軍が独立後、1956年4月15日に戦略航空軍団の基地として再開し、B-47E戦略爆撃機を運用する第341爆撃航空団が配備され、同年12月1日にダイエス空軍基地へ名称変更された[2]

1962年から1965年の期間、SM-65F大陸間弾道ミサイルが配備され[2]、1963年9月にはオクラホマ州アルタス空軍基地英語版からB-52C戦略爆撃機を運用する第96爆撃航空団英語版が移駐した[3]。第96爆撃航空団は1985年6月にB-1B戦略爆撃機を受領し、アメリカ空軍で最初のB-1B実戦部隊となっている[3]。なお、第96爆撃航空団は1991年9月1日にアメリカ空軍の新しい運用構想に基づき、第96航空団へ改編された[3]

1993年9月30日には、テキサス州カーズウェル空軍基地英語版の閉鎖に伴い、B-1B戦略爆撃機を運用する第7爆撃航空団英語版が移駐している[3]

所在部隊

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第8空軍隷下
第10空軍隷下
第18空軍隷下
アメリカ空軍戦闘センター隷下

脚注・出典

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  1. ^ Airport Diagram – Dyess AFB (KDYS)”. Federal Aviation Administration (20 June 2019). 2019年6月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。20 June 2019閲覧。
  2. ^ a b c d イカロス出版 世界の航空戦力 アメリカ空軍 131頁 「アメリカ空軍の基地」
  3. ^ a b c d e イカロス出版 世界の名機シリーズ B-1Bランサー 56頁-64頁 「アメリカ空軍B-1B全部隊」
  4. ^ イカロス出版 世界の航空戦力 アメリカ空軍 34頁 「航空機動コマンド」青木謙知
  5. ^ イカロス出版 世界の航空戦力 アメリカ空軍 23頁 「戦闘航空コマンド」青木謙知

外部リンク

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