タンブラーグラス
タンブラーグラス(英: tumbler)は、シリンダー形のグラスで、通常、コップ(ガラスコップ)と呼ばれているもの[1]。
概要
編集「倒れるもの、転ぶもの」を語源としているが、その理由は本来、この言葉が獣の角で作られた器などを指していたからである。ハイボールグラス(Highball glass)とも呼ばれ、ハイボールやソフトドリンク、ロングドリンク(ロングカクテル)を飲むのに用いられる。
容量はかなり幅があり、180ミリリットル(6オンス)から300ミリリットル(10オンス)といったところ。一般的にカクテルで出されるタンブラーグラスは、8オンスタンブラーと呼ばれる240ミリリットルのものである。また、国際バーテンダー協会では10オンス(300ミリリットル)を標準としている[2]。ホテルなど飲食業界では容量に合わせ、「○タン(○には数字が入る。例8タン(読・はちたん))」と略して呼称されているようである。
一層構造と二層構造のタイプがあり、それぞれ保温できる時間が異なる[3]。
脚注
編集- ^ 『料理食材大事典』主婦の友社 p.245 - 246 1996年
- ^ “ウイスキーを注ぐタンブラーを知ると、ウイスキーがもっとたのしくなる”. たのしいお酒.jp. 三菱食品 (2019年7月7日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ “ブランドタンブラーグラス人気ランキング2022!イッタラや琉球ガラスなどのおすすめプレゼントを紹介”. ベストプレゼントガイド. ルーチェホールディングス (2022年5月25日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ 『料理食材大事典』主婦の友社 p.246 1996年