タマホーム

日本のハウスメーカー

タマホーム株式会社(英称:Tama Home.Co.Ltd.)は、日本住宅メーカー。1998年6月3日設立。JPX日経中小型株指数の構成銘柄の一つ[1]

タマホーム株式会社
Tama Home.Co.Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 1419
2013年3月27日上場
福証 1419
2013年3月27日上場
本社所在地 日本の旗 日本
108-0074
東京都港区高輪3丁目22-9
設立 1998年(平成10年)6月3日
業種 建設業
法人番号 7010401057862 ウィキデータを編集
事業内容 建築、設計、不動産業、保険代理店業
代表者 玉木康裕代表取締役会長
玉木伸弥(代表取締役社長
資本金 43億10百万円(2019年5月31日時点)
売上高 連結: 1,868億74百万円
単体: 1,793億40百万円
(2019年5月期)
営業利益 連結: 73億66百万円
単体: 66億57百万円
(2019年5月期)
純利益 連結: 39億34百万円
単体: 32億63百万円
(2019年5月期)
純資産 連結: 143億93百万円
単体: 134億75百万円
(2019年5月31日時点)
総資産 連結: 894億97百万円
単体: 796億96百万円
(2019年5月31日時点)
従業員数 連結: 3,329人
(2023年5月31日時点)
決算期 5月末日
主要株主 株式会社TAMAX 38.67%
(2020年5月31日時点)
外部リンク https://www.tamahome.jp/
テンプレートを表示

以前、本社福岡市にあり、福岡県を中心に九州地方を基盤としていたが、2004年6月に大阪本社(現・関西地区本部)、2005年6月に東京本社(現・本社)をそれぞれ開設し、本店登記も東京に移転した上で全国展開を図っている。

概況

編集
 
タマホームJR大牟田駅前店
福岡県大牟田市
2010年4月現在閉店し、跡地は婦人服店となった。

タマホームとは、木造住宅の注文建築を行っている会社である[2]キャッチコピーは“Happy Life Happy Home TAMA HOME”。「よりよい物をより安く」をモットーとする。

社名表記の“タマ”は、創業者の苗字の“玉木(たまき)”に由来する。

2011年現在、福岡ヤフオク東京両ドームのプロ野球球場にバックネット裏広告を出しており、野球ファンを中心に知名度の向上に一役買っている。また、地元だった福岡ドームでは命名権を獲得しようと動いていた。結果、Yahoo! JAPANが獲得したために成功しなかったものの、2016年に創業地の筑後市に建設されたHAWKSベースボールパーク筑後のメインスタジアムであるホークススタジアム筑後では命名権を獲得し、「タマホーム スタジアム筑後」(タマホーム スタジアムちくご、略称:タマスタ筑後)としている。この他にも球場に隣接する敷地にモデルハウスを出店しているなど、プロ野球への積極的な宣伝も特徴の一つである。さらに2007年8月には「お台場冒険王」に出展し、展示会も開催された。

沿革

編集

関連会社

編集
  • タマ・アド株式会社
  • タマファイナンス株式会社
  • タマリビング株式会社
  • タマアグリ株式会社
  • タマホテルズ株式会社
  • 在住ビジネス株式会社
  • タマフードインターナショナル株式会社
  • 株式会社九州新エネルギー機構
  • タマアパレル株式会社
  • タマホーム不動産株式会社
  • THオートリース株式会社
  • Kakehashi Tama Home Development Co., Ltd.
  • Tama Son Thanh Vietnam Joint Stock Company
  • Tama Global Investments Pte. Ltd.
  • Tama Home(Cambodia)Ltd.
  • Tama Home AMERICA LLC

広告

編集
 
タマホームの広告があった新宿アルタ(2012年撮影)。

テレビコマーシャル

編集

当初よりキャッチコピーである「♪ハッピーライフ、ハッピーホーム、タマホーム」の歌詞のCMソングを使用。このCMソングは元クリスタルキングの今給黎博美が作曲したものである。

2009年7月 - 2013年木村拓哉をCMキャラクターに、ディープ・パープルの「紫の炎」の「burn」という部分を「タマホーム」に替えたCMソングが使われており、タマホームの公式HPにも特設サイトが設けられていた。(2017年に木村が降板したため、現在は視聴不可)

その後、8.6秒バズーカー神田沙也加CHARAと娘のSUMIRE[6]矢野顕子キュウソネコカミピコ太郎THE ALFEE大友康平加山雄三坂本冬美などを起用した。 また、20周年記念のCM(2018年6月)で、キュウソネコカミ、THE ALFEE(2022年に再起用)、神田沙也加、加山雄三、坂本冬美、ももいろクローバーZが共演。

以降のイメージキャラクター

ラジオコマーシャル

編集

2014年7月からJFNの週末用時報スポンサー契約に伴い、JFN加盟局にて時報を兼ねたラジオコマーシャルを放送している。

屋外広告

編集

2006年頃から2019年まで、新宿アルタ屋上に大型広告(みのもんた→木村拓哉)が掲示されていた。また、同所から生放送されていた『森田一義アワー 笑っていいとも!』の関東ローカルスポンサー〈番組前半〉も一時期務めていた。

提供スポンサー番組

編集

※終了した番組も含む

テレビ

編集
日本テレビ系列
TBS系列
フジテレビ系列
テレビ朝日系列
テレビ東京系列
BS朝日
ローカル番組

ラジオ

編集
NRN系列ニッポン放送文化放送発)

不祥事・事件

編集

社長によるコロナウイルス陰謀論流布

編集
  • 2021年7月 - 創業者の長男で2代目社長の玉木伸弥がCOVID-19ワクチンに関する陰謀論を信じ、社員にワクチンを接種しないように強要したとの報道があり、会社はこれを否定した[7] 。しかし、のちに社長がウイルスに関する陰謀論を信じてそれを社内で話す証拠が提示された[8]

社員に風俗店利用推奨

編集
  • 2021年8月 - 取締役の加賀山健次を筆頭に役員や支店長ら幹部数十人が<自己啓発セミナー#GoToデリバリー>と称するLINEグループを結成。「社長のご紹介」として性風俗店の利用を推奨していた実態が明らかになった[9]

社員による巨額の横領事件

編集
  • 2023年8月 - 長崎県の佐世保営業所の30代の営業マンが、顧客から振り込まれた約6000万円の代金を横領していたことが「週刊文春」の取材で分かった[10]

脚注

編集

外部リンク

編集