タシロイモ科
タシロイモ科 (Taccaceae) は単子葉植物の科で、タシロイモ属(Tacca、ただし一部をSchizocapsa属として分けることもある)の31種ほどからなる。世界の熱帯に産する。
タシロイモ科 | |||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||
Taccaceae Bercht. & J.Presl (1820) | |||||||||||||||
属 | |||||||||||||||
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地下にはいも(根茎)があり、葉はサトイモ科のスパティフィラムなどに似て幅広く、根元から叢生する。花は6枚の花被をもち、茎の先に散状花序をつくる。花序は苞葉で包まれる。
東南アジア原産のタシロイモ(田代芋、T. leontopetaloides:中国名は「蒟蒻薯」)などは、いもからデンプンを採るために栽培される。田代芋の名は、これを台湾から日本に初めて紹介した植物学者、田代安定にちなむ。
またクロバナタシロイモ (T. chantrieri) は、ブラックキャット・バットフラワーなどの名(黒い苞葉とひげ状突起が、黒猫やコウモリを思わせることから)で観賞用に栽培される。
ギャラリー
編集-
クロバナタシロイモ
Tacca chantrieri André (1901) -
クロバナタシロイモ
Tacca chantrieri André (1901)
外部リンク
編集- Taccaceae in Watson, L., and Dallwitz, M.J. 1992 onwards. The families of flowering plants: descriptions, illustrations, identification, and information retrieval. Version: 29th July 2006. http://delta-intkey.com.
- Taccaceae in Stevens, P. F. (2001 onwards). Angiosperm Phylogeny Website. Version 7, May 2006 [and more or less continuously updated since.