ソフィア王妃芸術センター
スペインの美術館
ソフィア王妃芸術センター(ソフィアおうひげいじゅつセンター、西: Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía、MNCARS)は、スペインのマドリードにある美術館。フアン・カルロス1世の王妃ソフィアにちなんで名付けられた。20世紀の近現代美術を中心に展示されている。
ソフィア王妃芸術センター Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía | |
---|---|
施設情報 | |
正式名称 | Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía |
愛称 | MNCARS |
来館者数 | 3,646,598人(2016年)[1] |
開館 | 1992年 |
所在地 | スペイン・マドリード |
位置 | 北緯40度24分31秒 西経3度41分38秒 / 北緯40.40857143度 西経3.6939961度座標: 北緯40度24分31秒 西経3度41分38秒 / 北緯40.40857143度 西経3.6939961度 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集メインの建物となるサバティーニ館は、18世紀にカルロス3世が、イタリアの建築家フランチェスコ・サバティーニに命じて設計させた病院を改築したもの。サバティーニ館の南側に2005年、フランスの建築家ジャン・ヌーヴェルの設計による新館が増築されている。サバティーニ館は1階から4階までの4フロア、新館は0階と1階の2フロアで構成されている[2]。
パブロ・ピカソやサルバドール・ダリ、ジョアン・ミロなどの作品を多く所蔵する[3]。ピカソの代表作『ゲルニカ』は、スペインへの「里帰り」後、プラド美術館別館から本美術館に移され、常設展示されている。企画展示は主にサバティーニ館3階で行われる。
アクセス
編集ギャラリー
編集-
入口
-
回廊
-
パティオに展示してあるミロの彫刻
コレクション
編集-
フアン・グリス
アニスの瓶 (1914) -
マリア・ブランシャール
Femme à l'éventail (1916) -
ジョアキム・ミール
モグダの水辺 (1917) -
ワシリー・カンディンスキー
"Frei(Libre)"(1927),
脚注
編集- ^ “The Art Newspaper Ranking VISITOR FIGURES 2016” (PDF). The Art Newspaper. 2017年10月16日閲覧。
- ^ フロア名は公式サイト参照。
- ^ 『美術を巡る旅ガイド』 2012, p. 109.
参考文献
編集- Lee Feinsteinほか『美術を巡る旅ガイド ヨーロッパを代表する画家達 ゴッホ、フェルメール、ゴヤ、カラヴァッジョ、ムンク』メディアファクトリー、2012年。ISBN 978-4-8401-4350-9。
外部リンク
編集- 公式サイト (ナブラ語)
- Museo Reina Sofia (museoreinasofia) - Facebook
- Museo Reina Sofia (@museoreinasofia) - X(旧Twitter)
- Museo Reina Sofia (@museoreinasofia) - Instagram
- 国立ソフィア王妃芸術センター スペイン政府観光局オフィシャルサイト