セルツ (フランス)
セルツ (Seltz、ドイツ語:Selz)は、フランス、グラン・テスト地域圏、バ=ラン県のコミューン。
Seltz | |
---|---|
| |
行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | グラン・テスト地域圏 |
県 (département) | バ=ラン県 |
郡 (arrondissement) | ヴィサンブール郡 |
小郡 (canton) | セルツ小郡 |
INSEEコード | 67463 |
郵便番号 | 67470 |
市長(任期) |
ユーグ・クレメル (2008年-2014年) |
自治体間連合 (fr) | C.C. de Seltz Delta de la Sauer |
人口動態 | |
人口 |
3239人 (2009年) |
人口密度 | 154人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯48度53分42秒 東経8度06分28秒 / 北緯48.895度 東経8.10777778度座標: 北緯48度53分42秒 東経8度06分28秒 / 北緯48.895度 東経8.10777778度 |
標高 |
平均:m 最低:107 m 最高:165 m |
面積 | 21km2 |
公式サイト | Site officiel de la ville de Seltz |
地理
編集まちはライン川に近くソエル川が流れる。セルツの10km東、ライン川東岸はドイツの都市ラシュタットである。
ストラスブールからローターブールへと広がる氾濫原や草原が占める北リード地方に位置する。アルザスの北端地方であるウトル=フォレ地方(fr)の一部でもある[1]。ユーロヴェロ15号線がまちを通る。
歴史
編集セルツではライン川を往来することが容易であるため、まちは長い歴史を持つ。
ケルト人はこの地をSalisoと呼び、ローマ人はSaletioと呼ばれるまちの近くに駐屯地をつくった。これら古い時代の遺跡が1900年代に発掘されている。
メロヴィング朝時代はSalosiaと呼ばれ、カロリング朝時代はSaltzとなり城があった。968年、神聖ローマ皇帝オットー1世は、セルツおよび近隣の村を皇后アーデルハイトへ与えた。アーデルハイトは999年にセルツ修道院で没している。彼女の墓は巡礼地となった。1085年、ストラスブール大司教がアーデルハイトの列聖調査を行った。ホーエンシュタウフェン朝のもとセルツは都市の権利を授けられ、1357年に皇帝カール4世が都市の位に引き上げた。
人口統計
編集1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2007年 |
---|---|---|---|---|---|---|
2150 | 2387 | 2570 | 2637 | 2584 | 2985 | 3161[2] |
脚注
編集- ^ « Outre-Forêt », in Alsace, Gallimard, Paris, 2007, p. 206
- ^ Recensement de 2006 des communes du Bas-Rhin
- ^ http://cassini.ehess.fr/ Population par commune avant 1962 (résultats publiés au journal officiel ou conservés aux archives départementales)
- ^ Insee : Population depuis le recensement de 1962