セルシウス (クレーター)
月にあるクレーター
セルシウス (Celsius) は、月の表側にある衝突クレーターであり、アルタイ壁の南端から南西へ約300キロメートルの地点に位置している。温度の単位であるセルシウス度を考案したスウェーデンの物理学者および天文学者、アンデルス・セルシウスにちなんで名づけられた。
セルシウス (Celsius) | |
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月面座標 | 南緯34度06分 東経20度06分 / 南緯34.1度 東経20.1度座標: 南緯34度06分 東経20度06分 / 南緯34.1度 東経20.1度 |
直径 | 36 km |
深度 | 1.5 km |
月面余経度 | 日の出時点で341° |
由来 | アンデルス・セルシウス |
GPN識別子 | 1098 |
セルシウスはクレーター密度がとても高い地域の中に位置しており、北西約70キロメートルの地点にはザクート、東方約60キロメートルの地点にはラビ・レヴィ、南南西約100キロメートルの地点にはビュッシングが位置している。
セルシウスの周壁は隕石の衝突などによって激しく風化しており、特に南西の周壁は複数の小クレーターによって大きく損傷している。北の周壁には谷のような隙間が開いており、セルシウスの従属クレーター「セルシウスA」の底面と接続している。セルシウスの底面は平坦で特徴がなく、中心のやや北寄りに従属クレーター「セルシウスH」が位置しているだけである。
従属クレーター
編集セルシウスのごく近くにある小さな無名のクレーターについては、アルファベットを付加することによって識別される。
名称 | 月面緯度 | 月面経度 | 直径 |
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A | 南緯 33.0 度 | 東経 20.5 度 | 14 km |
B | 南緯 34.6 度 | 東経 19.7 度 | 6 km |
D | 南緯 34.7 度 | 東経 19.1 度 | 19 km |
E | 南緯 32.9 度 | 東経 20.1 度 | 11 km |
H | 南緯 33.8 度 | 東経 20.1 度 | 6 km |