セブンシーズエンタテインメント
セブンシーズエンタテインメント株式会社 (英語: Sevenseas Entertainment, Inc.) は、かつて存在したセブンシーズホールディングスグループの音楽系事業統括会社(中間持株会社)。2007年6月に設立されたが、2010年9月に解散の手続きに入り、同年12月に清算された。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
アメリカ合衆国 520 West 23rd Street NewYork, NY 10011 (仮設オフィス) |
設立 | 2007年6月5日 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | レコーディングスタジオ運営、エンジニア、プロデューサー、アーティストマネージメント、音楽ソフト、映像ソフト、コンピュータ・ソフトの制作、製造、販売、 |
代表者 |
CEO 田代彰彦 COO トニー・ドゥルーティン COO ブライアン・マッケーナ |
資本金 | 1,200,000(米ドル) |
主要株主 | セブンシーズホールディングス株式会社 |
主要子会社 |
セブンシーズスタジオ セブンシーズメディアマネージメント |
外部リンク | http://www.7seasstudios.com/ |
略称SSEI : Seven Seas Entertainment Inc.
概要
編集2007年4月に世界最大のレコーディングスタジオであったニューヨークのソニーミュージックスタジオ閉鎖[1]に伴い、残されたマネージメントチームとエンジニア、クリエイター達が集まり、出版事業でもコラボレーション効果の高いセブンシーズホールディングスに参画を依頼して、設立された。
リンカーン・センター、メトロポリタン歌劇場でのライブパフォーマンスデータのデジタルアーカイブ作業から、エンジニアやプロデューサー、アーティストマネージメント、ブッキング業務など、多くのクライアントがソニーミュージックスタジオからそのまま移行した。
フィル・ラモーンの最も信頼していたデビッド・スミス[2](2006年6月17日没)が所有していた世界的に有名なマイクロフォンコレクションと、ソニーミュージックスタジオが所有していたクラシカル・マイクロフォンキットは、全てセブンシーズスタジオに引き継がれた[3]。
2007年6月に当社が設立され[4]、10月にはアーティストのマネジメント事業等を行う4メディアマネージメント(後のセブンシーズメディアマネージメント)の経営権を取得。11月にはスタジオ運営事業を行うセブンシーズスタジオを設立した。
総床面積1,720平方メートルのセブンシーズスタジオを2008年初夏開業予定で建設していたが、中止された[5]。
その後も営業は続けていたが、2010年3月にセブンシーズメディアマネージメントの持分を譲渡、同年9月には当社及びセブンシーズスタジオが解散手続きに入り[6]、同年12月に清算手続きが完了した。
2007年主なクライアント
編集- レニー・クラヴィッツ
- ビヨンセ
- シンディ・ローパー
- 50セント
- カニエ・ウェスト
- ミッシー・エリオット
- Wonder Girls
- ボルティモア交響楽団
- リチャード・キング(第78回アカデミー賞音響編集賞)
- NASCAR
- Che'Nelle
脚注
編集- ^ David Weiss (2007年9月1日). “New York Metro” (英語). Mix Magazine. Penton Media. 2008年5月15日閲覧。
- ^ “Sony's David Smith Dies” (英語). ProSoundNews Online Daily. NewBay Media (2006年7月21日). 2008年5月15日閲覧。
- ^ “Making Records”. セブンシーズスタジオ (2007年11月9日). 2008年5月15日閲覧。
- ^ セブンシーズ・エンタテインメントインク設立等のお知らせ - セブンシーズホールディングス
- ^ 2008年2月12日付 セブンシーズホールディングス ニュースリリースによる。「新スタジオ建設中止に伴う賃貸借契約解約損として、2007年度第3四半期に特別損失53百万円を計上」。
- ^ 子会社であるSevenseas Entertainment, Inc及びSevenseas Studios, LLCの解散に関するお知らせ - セブンシーズホールディングス